私たちは、普段朝起きてから寝るまでに様々な選択や意思決定をしています。多くの選択や行動は無意識に行なっているものですが、それでは私たちは1日に平均してどれくらい選択をしているかご存知でしょうか。
35,000回です。毎日、膨大の数の選択や意思決定を意識的にも、無意識的にもしているということになります。
睡眠時間を除き、1日16時間くらい活動しているとすると、何と1分間に36回(2秒に1回)も選択や意思決定をしている計算となります。因みに、子供は、1日の意思決定の回数は平均3,000回だそうです。
私たち大人は常に情報の波に揉まれ、あり過ぎる選択に迫られ、職場でもマルチタスクが求められ、これでは脳が疲弊してしまってもしょうがないですね。
集中している時間が長ければ長いほど、人は幸せを感じやすいことが分かっていますし、また断捨離やミニマリストなど、身の回りからできるだけ不要なものを減らしたり、最小限の持ち物で生活する生き方に賛同する人も増えています。
集中力を高め、生産性を最大化するためにも、脳の断捨離、つまり無駄な思考を止めるトレーニングが必要ではないでしょうか。
具体的には、私たちの不安事、心配事の96%は実際には起こらないと言われています。つまりは妄想であり取り越し苦労であるということです。ということで、過ぎ去った過去と、これから起こる未来に関して頭を巡らすことはできるだけ辞めて、今この時間だけに集中してみましょう。
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