脳の断捨離

私たちは、普段朝起きてから寝るまでに様々な選択や意思決定をしています。多くの選択や行動は無意識に行なっているものですが、それでは私たちは1日に平均してどれくらい選択をしているかご存知でしょうか。


35,000回です。毎日、膨大の数の選択や意思決定を意識的にも、無意識的にもしているということになります。


睡眠時間を除き、1日16時間くらい活動しているとすると、何と1分間に36回(2秒に1回)も選択や意思決定をしている計算となります。因みに、子供は、1日の意思決定の回数は平均3,000回だそうです。


私たち大人は常に情報の波に揉まれ、あり過ぎる選択に迫られ、職場でもマルチタスクが求められ、これでは脳が疲弊してしまってもしょうがないですね。


集中している時間が長ければ長いほど、人は幸せを感じやすいことが分かっていますし、また断捨離やミニマリストなど、身の回りからできるだけ不要なものを減らしたり、最小限の持ち物で生活する生き方に賛同する人も増えています。


集中力を高め、生産性を最大化するためにも、脳の断捨離、つまり無駄な思考を止めるトレーニングが必要ではないでしょうか。


具体的には、私たちの不安事、心配事の96%は実際には起こらないと言われています。つまりは妄想であり取り越し苦労であるということです。ということで、過ぎ去った過去と、これから起こる未来に関して頭を巡らすことはできるだけ辞めて、今この時間だけに集中してみましょう。

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.