自立と主体性

30年近くも外資系の会社で働いていると、アメリカ的なグローバルスタンダードと、日本の慣習や文化がかなり違うことを思うこととなります。


特に、日本人は、リーダーシップを取りたがらない、自ら決断することを好まない、そして結果的に誰かに依存していることが多い社会になっている側面が否めないと感じるます。


もちろん、誰もがリーダーを目指す必要はありませんし、フォロワーが悪いということではありません。

ただ、終身雇用や年功序列といった日本独特のシステムが成り立ちづらくなった今、私たち一人一人がもっともっと自立を目指し、会社の中だけでなく外へ出て行くことが日本人全体の幸せにつながって行くと思うことが多くなりました。


”日本人は教えられすぎています。教えられたこと以外の、自分の発想でやるというところがブラジルよりも遅れています。”


こちらの言葉はプロサッカー選手の三浦知良選手の言葉です。

プロスポーツは、選手の主体性が最も必要とされる世界だと想像しますが、誰かに教えられているだけではなかなか成長できないし、何よりも、自分で自分のスタイルを確立していかないと生き残っていけない世界なのかもしれません。

勿論、人間一人では生きていけませんし、誰か依存できる人がいるということは恵まれているのだと思います。

ただ、やっぱり人生を悔いなく生きるには、自分の頭で考え、自分で答えを出し、自分で自分の人生を切り開いていくという主体性は大事だよなと思うこの頃です。

(English)

Having worked for a global company for almost 30 years, I am reminded of the considerable difference between American global standards and Japanese customs and culture.


In particular, I feel that Japanese people are reluctant to take on leadership roles, do not like to make decisions on their own, and as a result, are often dependent on others in society.

Of course, it is not necessary for everyone to aspire to be a leader, and it does not mean that followers are bad.


However, now that Japan’s unique system of lifetime employment and seniority-based hierarchy is no longer viable, I often think that each of us should aim for more independence and go outside the company as well as inside, which will lead to the happiness of all Japanese people.

“Japanese people are being taught too much. Other than what they are taught, they are lagging behind Brazil in terms of doing things based on their own ideas.”


These words are from professional soccer player, Kazuyoshi Miura.


I imagine that professional sports is a world where the independence of the players is most needed. It is hard to grow up if you are only taught by someone, and more than anything, it may be a world where you need to establish your own style to survive.


Of course, we can’t live alone, and I think we are blessed to have someone to depend on.

However, in order to live life without regrets, I think it is important to think for yourself, get answers for yourself, and take the initiative to create your own life.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.