誰でも、シンクロニシティー (共時性)現象を経験されたことがあると思いますが、この現象は、希望と期待と知識と経験の統合が合わさった時に最も生まれやすいそうです。
希望と期待とは、つまり自分自身の心が開いている状態、共時的現象に他の人より気が付きやすいということになります。
次に、知識と経験の統合とは、例えとして、Steve Jobsの有名は言葉、connecting the dots (点と点を結んで線にする作業)、つまり、初めはバラバラな知識であってもそれがどこかの段階で統合されていくことを意味します。
体系的は以下の過程を通るようです。
indwelling (内在)-> unification (統合)-> inspiration (閃き)-> synchronicity (共時性)
このことからも、自分が何か夢中になってやってきたことは、希望と期待を捨てなければ、何処かで役に立つことがある、また知識を得ることの醍醐味は、点と点を丁寧に結んでいっていつか長い線になると言うことだと思います。
因みに、このシンクロニシティを最も多く経験した人と言えば、知の巨人である南方熊楠さんが挙げられると思いますが、この現象を、ご自分で作った “やりあて”と言う造語で説明されています。
南方さんの説明によると、やりあてとは、偶然の域を超えた発見や発明、的中と定義付けされています。
また、別の機会に、やりあてのことを書いてみたいと思います。
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