ティーチングより、コーチング

一つの正解を導くための学習から、様々な解を求めて模索する学習へと時代が変わっていることを実感しますが、特に指導者と呼ばれる人に取っては、これまでの、ティーチングから、コーチングのスタイルを取り入れる人が増えているのではないでしょうか。

特に成人学習の場においては、ティーチングよりも、コーチングの方がより効果的、効率的だと考えます。

ところが、言うは易しと言われる通り、ティーチングの方が一時的であれば直ぐに結果が出るので、目先の結果が欲しい場合には、つい、ティーチングに走ってしまい、後で、反省することがあります。

コーチングを有効活用するには、自分は裏子に徹して、相手に権限委任する覚悟が必要なことが多いように思います。

ここを徹底することで、コーチングを受ける側の人は、答えは与えられるものではなくて、自力で導くものという意識が出てきますし、何よりも、そこで結果が出れば自分の成功体験を育むことが出来るので自信に繋がっていきます。

私自身、まだ、良きコーチャーと言うよりも、ティーチャーになってしまうことが多いので、特に娘に対しては、出来るだけティーチングではなく、コーチングの手法を使って、自分で考えて行動を起こせる子になってもらえるようにサポートしていきたいと思います。

(English)

I realize that the times are changing from learning to find a single correct answer to learning to seek various solutions, and I think that more and more people, especially those who are called instructors, are adopting the coaching style instead of the traditional teaching style.


I believe that coaching is more effective and efficient than teaching, especially in the field of adult learning.
However, as they say, it is easier said than done. Teaching produces immediate results, if only temporarily, so when people want immediate results, they tend to go for teaching, which they may later regret.


In order to make effective use of coaching, I think it is often necessary to be prepared to act as a backer and delegate authority to the other person.


By doing this, the person being coached becomes aware that the answers are not given to them, but that they must guide themselves, and more importantly, if they get results, they can develop their own successes, which leads to confidence.


For my daughter in particular, I would like to support her to become a child who can think and act on her own by using the coaching method rather than teaching as much as possible, because I still tend to be a teacher rather than a good coach.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.