人生のオーナーシップをとる

学生時代バイトやサークルばかりに精を出していた自分に語る資格はないと思いますが、50代の今、若い人にアドバイスできるとしたら、自分が本当に好きなことに出会えるまで色々なことチャレンジしていっぱい失敗して、そこから学べたら間違いないと思います。

高校から米マサチューセッツ工科大学(MIT)に進み、卒業した後は会社に就職せずに、オンライン学習を提供するサービスで起業した20代の若者の記事をたまたネットで見つけて読んだのですがとても刺激を受けました。

日本の大学でなくて海外の大学、

就職ではなくて起業。

まだ少数ではあるものの、一般的なレールを外れて、自らの道を切り開いていく若者が増えているのはとても喜ばしいことですね。日本も、ダイバーシティが徐々に浸透してきているのではと希望も持てる話です。

ただ彼の話を聞いていると、学生の時から受験のための勉強ではなくて、自分の興味を持ったことをもっと知りたくて勉強した結果、海外の大学で学ぶことが彼にとって最適な選択であったこと、また、自分の経験から、もっと若いうちから自分の興味のあることを深掘りして勉強することの大切さを伝えたくて、小学生向けのオンライン学習を提供するサービスを起業したことは、彼に取ってとても自然で必然であったそうです。

20代の若者が、子供たちのために使命感を持ち、自分の仕事を創るというのはとても素晴らしいことですが、彼らのような若者がもっと出てくるためにはどうしたらいいのでしょうか。

学生時代はモラトリアムの時期だからとバイトやサークルばかりに精を出していた自分に語る資格はないと思いますが、50代の今、これまでの自分の人生を振り返って思えることは、自分が興味を持ったことや好きだと思えたことをとことんやってみると言うことに尽きるかなと思います。

逆に、受験のためだとか、将来役に立つからと言われたから、人から勧められたからという理由で自分の人生を選択しないこと。若い時から、自分で納得したことしかやらない、自分の人生は自分でオーナーシップを取るという覚悟が大事なのではないかと思いました。

なんか偉そうなことを言っていますが、私も若い人に負けないように、自分をもっともっと深めていき、人から喜ばれる存在になれるようにまだまだ精進していきたいと思います。

(English)

I was very inspired when I came across an article online about a young man in his 20s who went to MIT after high school and started his own online learning service instead of working for a company after graduation.

I was very inspired by this article.

Although it is still a small number, I am very happy to see more and more young people going outside of the usual rails and carving out their own paths. It gives me hope that diversity is gradually spreading in Japan as well.

He also wanted to share his own experience and the importance of studying what interests him in depth from a young age, so he decided to start a service that provides online learning for elementary school students.

It is great to see young people in their 20s creating their own work with a mission to help children, but what can we do to encourage more young people like them to emerge?

I don’t think I am qualified to talk about this, but now that I am in my 50s, looking back on my life so far, I can say that I have tried to do everything that interests me and that I like.

On the other hand, do not choose your life for the sake of an entrance exam, because you were told it would be useful in the future, or because someone recommended it to you. I thought it was important to be prepared to take ownership of your own life, to do only what you are convinced is right for you, from a young age.

I may sound like a great person, but I would like to continue to deepen myself more and more so that I can be as good as the young people, and I would like to devote myself still more to becoming a person that people can be happy with.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.