人間の真の強さ

何か壁にぶち当たった時や、人生が辛いと感じた時によく見る動画に、多摩大大学院教授の田坂広志先生のものがあります。


先生のお話は、絶望の中でも希望を持ち続け、諦めない心の大切さを教えてくれるものが多いのですが、特に ”人間の真の強さ” について語られた言葉が強く印象に残っています。


以下、引用です。


いま、書店に並ぶ本や雑誌を見れば、「成功」という文字や、「勝利」という文字が躍っている。「いかにして成功者になるか」や「いかにして勝利者になるか」というメッセージが溢れている。しかし、人生の真実を、ありのままに見つめるならば、「成功」の陰には、必ず「失敗」があり、「勝利」の陰には、必ず「敗北」がある。されば、我々の人生において、失敗や敗北、挫折や喪失、そして、事故や病気は、決して避けることはできない。
では、人間の「真の強さ」とは何か。それは、決して「必ず成功する力」や「必ず勝利する力」のことではない。人間の真の強さとは、人生において、いかなる出来事があろうとも、その「解釈」を過たない力。否定的な出来事が起ころうとも、それを肯定的に解釈する「魂の力」。その「解釈力」と呼ぶべき力であろう。

私自身も、これまでの人生を振り返ってみると、自分自身の成長や強さは、物事が上手くいっている時ではなく、何か失敗した時、挫折を感じた時、そして困難だと感じた時にやってきました。


これまでの人生は全て運と周りの人からのサポートによってやってこられただけと思っています。一つだけ自分が才能に恵まれていたとすると、失敗をいつまでも引き摺らない楽天さと、挫折をバネに変えられる回復力(レジリエンス)だと思っています。

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サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.