何かの拍子に空を見上げると、ふと日常の生活を一瞬忘れ自然に回帰したような気持ちになることがありませんか。
あの不思議な感覚はどこから来るのでしょうか。
人類が誕生した時から、私たちの祖先も空を見上げて何かを想っていたのでしょうか。
私自身は、慌ただしい一日の終わりにチャーリーと散歩に出かけて見る夕日にいつも感傷的になってしまいます。
上を見上げると当たり前のようにある空ですが、そこにあるのはいつもの同じ空ではなくて、見る時間や季節によって色も風景も違いますし、その時々で、自分の小ささを感じたり、逆に力が漲ってきたり、または哀愁を感じたりと、様々な感情がこみ上げてきます。
もしかすると、空を見るということは、広大な空と比べて、自分がちっぽけな存在であること、それでも自分は今この世界に確かに存在しているという生命のエネルギーを与えてくれるものなのかもしれませんね。
写真は昨日撮影した、満月の夜空と海岸です。
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