打ちのめされた日

昨日のブログ記事を書いている時(続けることの難しさ)に、高校1年生の春にテニス部の練習に1日参加したことを思い出しました。

正確に言うと、1日どころか、一時間も持たなかったのですが。

その日、中学から一緒に同じ高校に入学した友達と、硬式テニス部の部長に体験入部を申し込んだのです。

早速、先輩たちに混じって最初の長距離走の練習に参加させてもらったのですが、開始早々ついていけなくなり、その後も中学からの友達と必死に食らいついていこうとしたのですが周回遅れになり、最後は歩くのもままならなくなった記憶があります。

そして、部長からは、君たちの体力では無理だと言われ、その場で絶望した覚えがあります。

今から思うと、ここまではっきりと挫折したことは初めてだったように思います。

確かに私が通っていた高校はスポーツ推薦クラスがあり、多くの運動部がインターハイレベルなので、今考えると自分が先輩たちについていけなかったことに、悲観する必要はなかったのかもしれません。

それでも当時はかなり落ち込んで引きずっていた記憶があります。

私たちは誰でも生まれから物心がついた頃は、自分が中心に世界は回っていると信じています。

やがて、学校に上がり、高校、大学、そして社会人になると、この世界は自分が主人公ではなくて、自分より秀でている人や輝いている人で溢れていることを知ることになります。

私の場合、高校一年生の時の体験入部での挫折が、自分は井の中の蛙だったと思うきっかけとなりましたが、その代わりに、だからこそ、人より努力をすることや、努力を継続することの大切さを学ぶことができたと思っています。

そして、半世紀を生きてきて思うのは、これからは、小さな子供だった時のように、自分がこの世界の主人公になったつもりで、思い切り人生をエンジョイしようということです。

(English)

When I was writing yesterday’s blog post (The Difficulty of Continuing), I remembered that I attended a day of tennis club practice in the spring of my freshman year in high school.

To be precise, I didn’t even last an hour, let alone a day.That day, my friend and I, who had entered the same high school together from junior high school, applied for a trial membership with the head of the hard tennis club.

As soon as we started, I couldn’t keep up with my friends from junior high school, and we tried our best to keep up with them, but we fell behind, and I remember I couldn’t even walk at the end.I remember being told by the head of the department that it was impossible for us to do it with our physical strength, and I remember despairing on the spot.

Looking back, I don’t think I had ever experienced such a clear setback before.

It is true that the high school I attended had a sports recommendation class, and many of the athletic teams were at the inter-high school level, so now that I think about it, I probably didn’t need to be so pessimistic about the fact that I couldn’t keep up with the older students.

Still, I remember being quite depressed and dragging myself down at the time.

We are all born with the belief that the world revolves around us.

Eventually, as we move up to school, high school, college, and then into the working world, we learn that we are not the main character in this world, but that it is filled with people who are better and brighter than us.In my case, a setback in my first year of high school when I tried out for a club led me to believe that I was a frog in a well, but instead, I think that is why I was able to learn the importance of working harder than others and continuing my efforts.

After living for half a century, I think that from now on, I will enjoy life to the fullest, as if I were the main character in this world, just like when I was a small child.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.