フロー体験

3/4付けの ”集中力を高めることが幸せを高める” の記事でも書かせていただいたように、私自身、パフォーマンスを上げるために如何に集中力を上げるかにこだわり、いろいろなことを試してきました。


その中でも、フローやゾーンと呼ばれる、”時を忘れるくらい、完全に集中してその対象に入り込んでいる状態” に関連する記事や研究をネットで見つけ、調べたり、関連する本を読んできました。

先ずは、フローの定義と、フローに入りやすい状態を共有させていただきます。

フローとは?


人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。ゾーン、ピークエクスペリエンスとも呼ばれる。心理学者の、ミハイ・チクセントミハイ氏によって提唱され、その概念は、あらゆる分野に渡って広く論及されている。

私自身のフロー体験?


私自身、上記のフローの定義に当てはめてみると、趣味のトラウトフィッシングをするために、ニュージーランドのとある湖で釣りをしていた時の時間(見えない相手に自分の五感を研ぎ澄ませて完全にほかのことは忘れて没頭していました)であったり、子供の頃、カブトムシとクワガタを採集するために夏の山に入った時の没入感は今でも忘れられません。


子供の方がピュアに興味のあることに集中しやすいのかもしれませんね。大人になると、いろいろなことを同時進行することが求められ、また、様々な責任を抱えて頭の中に不安や悩み事がぐるぐるとめぐっているとフローどころではないかもしれません。


それでは、どのような時にフローの状態に入りやすくなるのでしょうか。ミハイ・チクセントミハイ氏によると

フローに入るための6つの条件(入りやすい)

1. 明確な目的(予想と法則が認識できる)

2. 専念と集中、注意力の限定された分野への高度な集中。(活動に従事する人が、それに深く集中し探求する機会を持つ)

3. 自己に対する意識の感覚の低下、活動と意識の融合。

4. 時間感覚のゆがみ – 時間への我々の主体的な経験の変更

5. 直接的で即座な反応(活動の過程における成功と失敗が明確で、行動が必要に応じて調節される)

6. 能力の水準と難易度とのバランス(活動が易しすぎず、難しすぎない)

7. 状況や活動を自分で制御している感覚。

8. 活動に本質的な価値がある、だから活動が苦にならない。
となります。


私自身、幸せの達人になるためには、今後の人生でいかに多くのフロー体験ができるかが大切になってくると思っています。このブログで私自身のフロー体験を紹介できるように頑張るぞ。

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.