40年前の先生に

昨年の12月に、自分の生まれ育った街に戻ってきました。


娘も小学生高学年になることもあり、また、どうしても犬を飼いたくて、条件にあう賃貸の家を探していたところ、実家から10分くらいのところにいい物件見つかり引越しをすることにしました。


そして新しく引っ越した家は、自分が40年以上前に通っていた小学校から1分くらいのところにあるのです。


ということで、新しい家に引っ越してから、小学生の頃を何気なく思い出すことが多くなりました。


今日もお昼過ぎに車を洗車している時に、小学生5年、6年とお世話になった担任の女の先生のことを思い出しました。


小学校を卒業して以来お会いしていないので、先生は当時のまま、まだ20代の若い先生なのです。
先生との記憶はほとんどが怒られた記憶しかなく、子供ながらにも自分は嫌われていると感じていました。また当時の私は別に先生なんかに嫌われてもいいと、優等生とは真逆な子供だったと思います。


そんな思い出の中、小学生を卒業する前に先生から言われたことでとても救われたことがあります。それは六年生の頃何かのきっかけで体育委員会に選ばれ、運動会の時に旗を持って生徒達を誘導することがありました。


自分にとっては特別なことではなかったのですが、運動会のあと、先生から、”今日の運動会での姿を見て、これで安心して中学校に送ってあげられる。いつも心配してたから今日は嬉しかった”と言われたのです。


もともと、先生には嫌われていると思っていたので、その先生の言葉は意外だったのと、その後だんだんと嬉しくなったことを40年たった今でも覚えています。


その後、今にいたるまで一度も優等生ではありませんが、先生からかけられた言葉が、自分の自信につながって行き、こうしてブログに書いていられるのだと思います。先生ありがとうございます。​

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サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.