昨年の12月に、自分の生まれ育った街に戻ってきました。
娘も小学生高学年になることもあり、また、どうしても犬を飼いたくて、条件にあう賃貸の家を探していたところ、実家から10分くらいのところにいい物件見つかり引越しをすることにしました。
そして新しく引っ越した家は、自分が40年以上前に通っていた小学校から1分くらいのところにあるのです。
ということで、新しい家に引っ越してから、小学生の頃を何気なく思い出すことが多くなりました。
今日もお昼過ぎに車を洗車している時に、小学生5年、6年とお世話になった担任の女の先生のことを思い出しました。
小学校を卒業して以来お会いしていないので、先生は当時のまま、まだ20代の若い先生なのです。
先生との記憶はほとんどが怒られた記憶しかなく、子供ながらにも自分は嫌われていると感じていました。また当時の私は別に先生なんかに嫌われてもいいと、優等生とは真逆な子供だったと思います。
そんな思い出の中、小学生を卒業する前に先生から言われたことでとても救われたことがあります。それは六年生の頃何かのきっかけで体育委員会に選ばれ、運動会の時に旗を持って生徒達を誘導することがありました。
自分にとっては特別なことではなかったのですが、運動会のあと、先生から、”今日の運動会での姿を見て、これで安心して中学校に送ってあげられる。いつも心配してたから今日は嬉しかった”と言われたのです。
もともと、先生には嫌われていると思っていたので、その先生の言葉は意外だったのと、その後だんだんと嬉しくなったことを40年たった今でも覚えています。
その後、今にいたるまで一度も優等生ではありませんが、先生からかけられた言葉が、自分の自信につながって行き、こうしてブログに書いていられるのだと思います。先生ありがとうございます。
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