希望は絶望の後にしかこない

途中で躓いたり、周り道したり、挫折したことも多くある人生ですが、振り返って見ると全て自分に必要なことだったと思える歳になりました。

誰でも、人生の答えや、目的、意義を見つけるために、自問自答したり、悩み続けていることがあると思います。

答えはそれぞれ人によって違うと思いますし、そもそも正解のない問いかけに頭を悩まし続けていることもあるかもしれません。

それでは、悩んだり、考え続けることに意味は無いのかと言うと、意味が無いことはないと言うのが実感としてあります。

何故ならば、私たちは、悩めば悩んだ分だけ強くなれる存在だと思うからです。

筋肉を鍛えれば、筋肉は大きく太くなり、長距離を走り込めば、持久力が上がります。

同じように、脳は使えば使うほど、シナプスが増えて記録力や学習能力は向上しますので、悩んだことや、苦しんだことは、脳に刺激を与え、脳の神経細胞を活性化してくれることになります。

私自身は、若い時から悩んだり、苦しんできたことが、自分のレジリエンス(回復力や耐性能力)を上げることになったと思っています。そして、このレジリエンスが高まったことで、ちょっとのことではへこたれない、そして物事を前向きに見れるようになったと思っています。

また、悩んだり、苦しんだ期間や大きさに比例するように、その跳ね返りとして、喜びや、楽しみは大きくなるものだという実感があります。

つまり、喜びは簡単に手に入るものより、頑張って手に入れたものの方が大きくなるということですね。

なので、辛いと思ったり、苦しいと感じた時は、自分が成長したり、幸せになるために必要な過程なのだと思えるようになりました。そう思うことで、だいぶ人生は楽になりましたし、何よりも自分に対して期待したり、信じることができるようになったと感じています。

希望は絶望の後にしかこないという言葉を聞いたことがありますが、まさにそうだなと思うこの頃です。

(English)

I think we all have questions we keep asking ourselves and worrying about in order to find answers, purpose and meaning in life.

I believe that the answer is different for each person, and there may be times when we continue to worry about questions that have no right answer in the first place.

So, is there no point in worrying and thinking?

This is because I believe that the more we worry, the stronger we become.

If you work out your muscles, they get bigger and thicker, and if you run long distances, your endurance will increase.

In the same way, the more you use your brain, the more synapses you have, and the better your recording and learning abilities will be, so the things you have suffered from will stimulate your brain and activate the nerve cells in your brain.

For me, I believe that suffering from a young age has made me more resilient.
I believe that having suffered since I was young has increased my resilience. I believe that this resilience has made me more resilient and able to look at things positively.

I also feel that the joy and enjoyment I experience in return is proportional to the duration and magnitude of my suffering. In other words, joy is greater when you work hard to get it, rather than when it is easy to get.

So when I feel painful or distressed, I have come to believe that it is a necessary process for me to grow and be happy. By thinking that way, my life has become much easier, and more importantly, I feel that I am able to expect and believe in myself.

I have heard the saying that hope comes only after despair, and I think that is exactly what I am doing now.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.