努力は報われるか?

”努力をすれば全ては報われる” とはよく聞かれるフレーズですが果たして本当でしょうか。


努力と成果は必ずしも比例するものではないでしょう。特に努力に対して求めている成果が高いほど、努力と成果の相関性は低くなってくるものだと思います。つまり、運だとか、環境だとか努力以外のファクターが影響してくるというわけですね。


それでは、努力はしなくてもいいものなのかと言うとそうではないと思います。仕事でも、勉強でも、スポーツの世界でも、高い成果を出している人は、必ず努力をしていると思います。努力と成果の相関関係は、努力をする、しないではなくて、努力をすることは大前提で、その努力の量と質と継続に比例して成果との相関性が高くなってくるものだと思います。


もう一つ、努力は報われるかと問うた時に大切な側面は、努力により求めていた成果が出なかったとしても、後々になって別の成果として現れることが往々にしてあると言う点です。例えば、スポーツの世界では大成しなかったけれど、そこで培った努力をする才能をビジネスの世界で開花することができたなどと言う例はいくらでもあると思います。

今努力していることはすぐに成果として現れないかもしれないけれど、いつか別の成果として現れてくる、努力は裏切らないと考えると、今踏ん張って頑張ろうという気持ちになってきませんでしょうか。


また、努力を続けている人を人は応援したくなるものですので、周りからの応援や支援によって運が開けてくることもあるかもしれません。

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.