”努力をすれば全ては報われる” とはよく聞かれるフレーズですが果たして本当でしょうか。
努力と成果は必ずしも比例するものではないでしょう。特に努力に対して求めている成果が高いほど、努力と成果の相関性は低くなってくるものだと思います。つまり、運だとか、環境だとか努力以外のファクターが影響してくるというわけですね。
それでは、努力はしなくてもいいものなのかと言うとそうではないと思います。仕事でも、勉強でも、スポーツの世界でも、高い成果を出している人は、必ず努力をしていると思います。努力と成果の相関関係は、努力をする、しないではなくて、努力をすることは大前提で、その努力の量と質と継続に比例して成果との相関性が高くなってくるものだと思います。
もう一つ、努力は報われるかと問うた時に大切な側面は、努力により求めていた成果が出なかったとしても、後々になって別の成果として現れることが往々にしてあると言う点です。例えば、スポーツの世界では大成しなかったけれど、そこで培った努力をする才能をビジネスの世界で開花することができたなどと言う例はいくらでもあると思います。
今努力していることはすぐに成果として現れないかもしれないけれど、いつか別の成果として現れてくる、努力は裏切らないと考えると、今踏ん張って頑張ろうという気持ちになってきませんでしょうか。
また、努力を続けている人を人は応援したくなるものですので、周りからの応援や支援によって運が開けてくることもあるかもしれません。
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