ブレイクスルー

MELBOURNE, VIC - JANUARY 22: Novak Djokovic of Serbia in action during the second round of the 2020 Australian Open on January 22 2020, at Melbourne Park in Melbourne, Australia. (Photo by Jason Heidrich/Icon Sportswire via Getty Images)

一年くらい前に、このブログで、プロテニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチを取り上げたことがありました。


https://masterofhappiness.com/archives/151


その時の記事を抜粋して紹介してみます。


2014年から2016年まで世界ランキング1位に連続在位して、通算では276週間ランキング1位の記録を持っています。ちなみに、彼よりも長く通算1位の座を守っていたのは、ロジャー・フェデラーとピート・サンプラスだけとなります。


その、ジョコビッチですが、2003年にプロデビューをしましたが、その翌年2004年の世界ランキングは680位。その3年後には何と世界ランキング3位、そして2011年にはついに1位まで上り詰めています。
さて、ここからが興味深い話となります。


世界ランキング3位だった2014年の彼の試合における判断成功率は49%、その3年後の2007年の判断成功率は52%、更に3位から世界ランキング1位になった2011年の判断成功率は55%に改善したに過ぎませんでした。


つまり、49%- > 52% -> 55% のわずかな進歩が、680位 -> 3位 -> 1位 という飛躍を可能したと言えます。

このデータは、日々のわずかな改善が、やがて大きな成果を出すことにつながるということを教えてくれます。

スポーツの世界だけでなく、例えば受験勉強にしても、仕事においても、何かの習い事にしても、なかなか点数が上がらない、上達しないと、日々の努力が虚しく感じたり、辞めてしまおうかと思うこともあるかもしれませんが、日々努力を続けることで、いつかブレイクスルーが起こることを信じることはとても大切なことだを感じるこの頃です。


(English)

About a year ago, I featured the professional tennis player Novak Djokovic in this blog.


https:/masterofhappiness.comarchives151

Here is an excerpt from that article.


He held the world No. 1 ranking consecutively from 2014 to 2016, with a total of 276 weeks at No. 1. Incidentally, Roger Federer and Pete Sampras are the only players who have held the No. 1 ranking longer than Djokovic.


Djokovic, who made his professional debut in 2003, was ranked 680th in the world in 2004. Three years later, he was ranked No. 3 in the world, and in 2011, he finally reached No. 1.

Now, here comes the interesting part.

In 2014, when he was ranked 3rd in the world, his success rate was 49%; three years later, in 2007, it was 52%; and in 2011, when he went from 3rd to 1st in the world ranking, his success rate only improved to 55%.

In other words, a small improvement of 49%- > 52% -> 55% made the leap from 680th -> 3rd -> 1st possible.

This data tells us that small daily improvements can eventually lead to big results.


Not only in the world of sports, but also in the world of studying for exams, work, or learning, if your score doesn’t improve or you don’t make any progress, you may feel that your daily efforts are in vain or you may even think of quitting. However, I feel that it is very important to believe that breakthroughs will occur one day if you keep working hard.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.