無意識を意識する

50歳を過ぎてから、英語の勉強を再開していますが、何かを学習する際に最も重要なことの一つは、学習を習慣化することではないでしょうか。


また、学習の成果や習得度を最大化、最適化するには、学習を無意識に始められることだと言われています。


無意識の反対は、意識になりますが、意識的に何かを始めるには、エネルギーを消費することとなり、場合によってはストレスを感じることとなり、何かを持続することの障害になりえます。


一方で、何かを無意識に行っている時は、余分なエネルギーを使うこともなく、その行為自体に集中したり、没頭しやすいので、結果成果が出やすい、継続しやすいということになります。


それでは、無意識に行えるようになるには何が必要でしょうか。


残念ながら、ショートカットはなくて、答えは、無意識に行えるようになるまで、反復する、練習するということになるかと思います。


例えば、英語の学習において、英文を読むのに、分からない単語がいくつも出てきたり、発音出来ない単語があったら、その都度学習スピードは落ちてしまいます。それでも、単語や発音を調べて、何度も繰り返し英文を音読していれば、そのうち完璧に読めることになります。


他にも、ギターを習うのに、最初はコードを覚えるのに、いちいち、人差し指はどの弦を押さえてと確認しながらやりますが、何度も何度も反復することで、そのうち、意識しなくともコードを弾けることになります。


多くの人が、意識しなくてはいけない段階で、学習を辞めてしまいますが、無意識の領域に入ることができれば、格段に上達のスピードが上がり、練習そのものも楽しくなってきますので、最初の段階で諦めないで欲しいですね。


(English)


I’ve been studying English again since I turned 50, and one of the most important things you can do to learn something is to make learning a habit.
It has also been said that the best way to maximize and optimize learning results and mastery is to start learning unconsciously.


The opposite of unconsciousness would be awareness, but to consciously start something can be energy intensive and in some cases stressful and can be an obstacle to sustaining something.
On the other hand, when you’re doing something unconsciously, you don’t use any extra energy and you’re more likely to focus and immerse yourself in the act itself, which means you’re more likely to get results and continue to do it.


So what does it take to be able to do this unconsciously?


Unfortunately, there are no shortcuts, and I think the answer is repetition and practice until you can do it unconsciously.


For example, in learning English, if you have a number of words you don’t understand or can’t pronounce in reading English, your learning speed slows down each time you come across a word you don’t understand or can’t pronounce. However, if you look up the words and their pronunciation and read aloud over and over again, you will eventually be able to read perfectly.


In addition, when learning the guitar, at first you have to check which string the index finger should be on when learning the chords, but with repetition and repetition, you will eventually be able to play the chords without being aware of it.


Many people quit learning at the stage where they have to be aware of it, but if you can get into the realm of the unconscious, your progress will be much faster and the practice itself will be much more fun, so don’t give up at the beginning.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.