”手紙 – 親愛なる子供たちへ” という歌(歌詞:樋口了一さん)をご存知でしょうか。
私自身、子供を授かったのが遅かったのですが、育っていく娘と、年老いていく両親を見ながら、この曲の歌詞に感動したことを覚えています。
手紙 – 親愛なる子供たちへ
年老いた私がある日今までの私と違っていたとしても、
どうかそのままの私のことを理解して欲しい
私が服の上に食べ物をこぼしても、靴ひもを結び忘れても、
あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい
あなたと話す時同じ話を何度も繰り返しても、
その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい
あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は
いつも同じでも私の心を平和にしてくれた
悲しいことではないんだ、消え去ってゆくように見える
私の心へと励ましのまなざしを向けて欲しい
楽しいひと時に私が思わず下着を濡らしてしまったり、
お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい
あなたを追い回し、何度も着替えさせたり様々な理由をつけて
いやがるあなたとお風呂に入った
懐かしい日のことを
悲しい事ではないんだ 旅立ちの前の準備をしている
私に祝福の祈りを捧げて欲しい
まだ、続きの歌詞がありますが、ご興味を持った方は是非ネットで探してみてください。
昨年末に、父親が亡くなりました。最後の1年間は、この歌詞に近い状況でしたが、今も天国から娘を暖かく見守ってくれていると確信しています。
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