夢や目標を持たなくても幸せな人

”最高の幸せは、不幸の顔をしてやってくると” いう本を読んで、「夢や目標を追わなくても、人はものすごく幸せになれる」という本のテーマにに考えさせられました。自分には今までにない考え方だったので新鮮で、何も求めなくても幸せなのって素敵じゃんと思いました。

人生に夢と目標を立てて、そこへ向かって熱中する。

幸せな人生を送るために不可欠なことだと思っています。

ところが、最近、しんちゃんという方の書かれた、”最高の幸せは、不幸の顔をしてやってくる” とう本を読み、その本で書かれていた、”夢や目標を追わなくても、人はものすごく幸せになれる” という箇所に考えされされることになりました。

この本の著者である、しんちゃんは、プロ野球選手になるために、18歳から26歳までひたすら野球にだけ打ち込んだものの結果が実らず諦めた経緯をお持ちです。その当時はプロ野球選手になれたら自分は幸せ。プロ野球選手になれない自分は幸せではないと考えていたそうです。

そして、プロの道を諦めた後、保険営業の道へ進むのですが、ここでは、何かを達成しなければ自分は幸せになれないのではなく、まずは自分が幸せになると決めてしまい、保険の営業も、保険を売らなければならないという考えは一切捨てて、その日に会う人に喜んでもらうことだけを考えるようにしたそうです。

結果から言うと、保険営業を13年続けて、2年連続で営業マン日本一の売り上げを達成したそうです。日本には約150万人の保険外交員がいるそうですが、その頂点に上り詰めたのです。

この本には、他にも、1000年続く旧家の実家を会員制のフグ屋にして成功した話や、そのフグ屋で出したフグの肝が、商品衛生法違反の疑いで逮捕されてしまったものの、そのエピソードが有名な作家さんの目に留まり、そのあと講演デビューをしたりと、しんちゃんと波瀾万丈な人生が紹介されています。

その中でも、この本のエッセンスは、夢や目標を持たなくても人は幸せになれるということを伝えています。

特に、しんちゃんの場合、プロ野球選手を諦めたり、逮捕されたり、一見不幸と言える事象の後に、大きな幸せがやってきたと言っています。そして重要なことは自分がまず幸せになり、溢れてきた幸せを家族や周りの人にお裾分けをすること、そうすれば、自分は頑張らなくとも周りから応援してもらえるようになり、結果自分に幸せが帰ってくると説明しています。

しんちゃんのような人を、ある有名な作家さんは、”徳のある人”と読んでいます。

私自身も、毎日毎日、少しでも徳を積んでいけるように修行していきたいと思います。

(English)

Set dreams and goals for your life and be enthusiastic towards them.

I believe this is essential to lead a happy life.

Recently, however, I read a book written by a man named Shin-chan called “The Greatest Happiness Comes with an Unhappy Face,” which says, “People can be extremely happy even without chasing dreams and goals. The author of the book, Shin-chan, is a very talented and talented person.

The author of this book, Shin-chan, devoted himself to baseball from the age of 18 to 26 in order to become a professional baseball player, but gave up after the results were not fruitful. At that time, he thought that he would be happy if he could become a professional baseball player. He thought that he would not be happy if he could not become a professional baseball player.

After giving up his professional career, he became an insurance salesman, but here he decided that he would be happy first, not that he would not be happy unless he achieved something. He decided to think only about making the people he meets happy.

As a result, after 13 years of insurance sales, he achieved the highest sales of any salesman in Japan for two consecutive years. There are about 1.5 million insurance diplomats in Japan, and he has risen to the top of the list.

The book also includes other stories about Shin-chan and his checkered life, such as his success in turning his parents’ house, an old family home that has been in existence for 1,000 years, into a members-only fugu restaurant, and how the fugu liver he served at the restaurant was arrested on suspicion of violating the Product Sanitation Law, but the episode caught the attention of a famous writer, who later made his lecture debut. The book introduces Shinchan and his checkered life.

The essence of the book, among other things, is that people can be happy without having dreams or goals.

Especially in Shin-chan’s case, he says that great happiness came after seemingly unfortunate events, such as giving up a professional baseball player and getting arrested. He also explains that the important thing is to be happy first, and then share the happiness that overflows to your family and others around you.

A famous author describes a person like Shin-chan as “a person of virtue.

I, too, would like to train myself to be as virtuous as possible each and every day.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.