Apple CEO – Tim Cookのスピーチ

Steve Jobsの後を継いで、CEOとしてAppleを牽引しているTim Cookですが、彼が、マサチューセッツ工科大学の卒業式で行ったスピーチが心に響いたので抜粋して紹介してみたいと思います。

人生の最も重要で大きな質問はこれです。あなたが、あなた自身の存在を超えた何か大きな物に向かって専念した時に、あなたは自分の人生の意義と目的を知ることになります。なので、ここからあなた自身に問い掛け続けて欲しい質問は、あなたは人類の役に立つためにどのように生きるかです。
私は、他人が私のことをどう考えるかを気にしないように決めた時から人生が大きく前進しました。本当に重要なことに専念し続けてください。いつか、あなたが人類に貢献するためのあなた自身の決意が試される時がやってきます。


(原文)
This is life’s biggest and most important question. When you work towards something greater than yourself, you find meaning, you find purpose. So the question I hope you will carry forward from here is: how will you serve humanity?
I found that my life got bigger when I stopped caring what other people thought about me. Stay focused on what really matters. There will be times when your resolve to serve humanity will be tested. 


”人類の役に立つ”と聞くと、私も含めてほとんどの人が自分には関係ないだとか、そんな大それたことは考えられないと思うかもしれませんが、彼のメッセージで私が重要だと感じたことは、人間は利他の精神を持った時に自分の存在を超えて頑張れるということだと思いました。


つまり、自分のやっていることや、やりたいことを自分の内側に向けるのではなくて、誰か人の役に立ちたいという思いを持つことでその人自身の成長にもつながると思うのです。

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.