The Economist誌 – Panic buying Supermarket sweep

コロナウィスルの脅威によりお店から物が無くなっているのは海外でも一緒ですね。

ところで、次の英文の単語の “flushed”ですが、この文脈から、”顔を赤らめる”という意味になりますが、もう一つ前の単語のトイレットペーパーとかけて、”トイレを流す”という意味の英単語も “flush”になりますので、洒落でこの単語を使ったのかなと思いました。


Those tasked with replenishing toilet rolls look especially flushed.

英文
Eyeing a new wave of hoarders advancing towards already half-empty shelves, a supermarket employee says that in normal times the shop sells only ten of its most expensive sirloin steaks in two weeks. “Now 30 go in a day!” Other parts of the store—a branch of Sainsbury’s in east London—resemble a battleground. Those tasked with replenishing toilet rolls look especially flushed. “They are just grabbing them off the boards,” grumbles one worker. “I’m just handing them out one by one.”
Six in ten Britons reckon stockpiling is an unacceptable response to the spread of covid-19, according to Ipsos mori, a pollster. Yet my prudence is your stockpiling. As customers strip shelves bare, most British supermarkets have implemented some form of rationing. Some chains are limiting purchases of the most popular items, like loo roll, pasta and rice. Others have banned customers from buying more than a few of each product line. 

“We’re seeing Christmas-type levels of demand at the moment but usually you have months to stock up and staff up beforehand,” says one supermarket’s supply-chain boss. Grocers’ depots typically hold enough food to last a week and only a few days’ worth of perishable goods and bulky items, such as loo roll. At the store in east London, the manager remains calm. “The supply chain is doing fine, the depots haven’t run out of stock,” he says. “All I can do is put out what they send me.”

ヒント!
hoarders = 蓄え、貯蔵品
resemble = 似ている、類似している
replenishing = ・・で・・を再び満たす
flushed =(顔)が赤みを帯びた、上気した、トイレを流す
stockpiling = 大量備蓄、備蓄品
prudence = 思慮分別、慎重さ、抜け目なさ
strip = を裸にする
bare = むき出しの
rationing = 配給(制度)
loo roll = トイレットペーパー 
perishable = 腐りやすい、壊れやすい
depots = 倉庫、貯蔵庫

日本文訳参考例
すでに半分空になっている棚をめがけてくる、買いだめという新しいうねりに注目した上で、スーパーマーケットの従業員は言います。通常時では、最も値のはるサーロインステーキは2週間で10パックしか売れません。それが今では1日で30パックが出ていきます。ロンドン東部にあるセインズベリーにあるこの店の支店は戦場に似ています。トイレットペーパーの補充を担当している店員たちは、特に顔を紅潮させています。 「彼らは、商品を運んでいる台から掴みとっていきます」とある従業員はつぶやきます。「私はそれらを一つずつ手渡ししています。」

リサーチ会社である”Ipsos mori” によると、英国人の10人に6人は大量備蓄は、Covid-19の拡散の状況下で容認できないことだと答えています。しかしながら、私が躊躇している間にあなたの備蓄となっているのです。顧客が商品棚を空にしていく中、ほとんどの英国のスーパーマーケットは何らかの形で配給を実施しています。いくつかのチェーン店では、トイレットペーパー 、パスタ、ライスなど、最も人気のある商品の購入を制限しています。他にも、顧客が同じ商品を一定数以上購入することを禁止しているお店もあります。
「現時点ではクリスマス時期のレベルの需要が見られますが、通常であれば、前もって数ヶ月分の在庫を仕入れ、従業員も用意するものです」と、あるスーパーマーケットの購買担当者は語っています。食料品店の倉庫には、通常、1週間は持ちこたえるだけの十分な食料と、数日分の生鮮商品やトイレットペーパーなどのかさばる商品を保管しています。東ロンドンの店では、マネージャーはまだ落ち着いています。 「物流は順調に機能しており、在庫も不足していません」と彼は言います。 「私にできることは、仕入れたものを出すだけです。」

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サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.