人生は大器晩成でちょうどいい

昨日のブログ記事(時間に投資しよう)を書いている時に、自分が大学生だったことを思い出していました。

自分が大学生だった80年後半はバブル真っ只中で皆が浮かれて時代でもありましたが、大学では真面目に授業を受けることもなく、バイトやサークル活動に明け暮れているだけで、どうせ大学なんて社会人になる前のモラトリアム期間だからとやる気のない自分がいました。

今、思い起こすと、ただの未熟な若者ではすまされるものではないと猛省です。

10代後半から20代にかけての大学生活の4年間は、お金で学位を買っただけで、本当の意味での学びや成長をする機会を失ってしまいました。

そんな自分が、社会人なってからは、周りの優秀な人をみて危機感を感じ、向上心を持って学び続けることができたのは奇跡かもしれません。

残念ながら、お金と時間を無駄にしてしまったあの時はもう戻ってきてくれません。今、自分にできるのは、今この瞬間を一生懸命生きて、人生はやる気さえあれば、いつからでもやり直せることを証明することかもしれません。

実は、大学4年生の時に就活活動をしている時に、父の同級生であった、ある大企業の副社長をしていた方にこうアドバイスをいただいたことがあります。

”人生は大器晩成でちょうどいいんだよ”。

この言葉にとても救われた記憶があるのですが、今思うと、私が自分に自信がないことをすぐに感じ取ってこの言葉をかけてくれたのではないかと思います。

あの時は有難うございました。今でもこの言葉を胸に自分に言い聞かせています。人生一緒小僧、まだまだこれからです。

(English)

When I was writing yesterday’s blog post (Investing in Time), I was reminiscing about the time when I was a university student.

When I was a university student in the late 80’s, we were in the midst of the bubble economy and everyone was in a state of excitement, but I didn’t take my classes seriously at university, I just spent my time working part-time and participating in club activities.

When I think back on it now, I realize that I was more than just an immature youth.

During the four years of my college life from my late teens to my twenties, I only bought a degree with money and lost the opportunity to learn and grow in the true sense of the word.

It may be a miracle that I was able to feel a sense of urgency and continue to learn with ambition after seeing the excellent people around me in the workforce.

Unfortunately, that time when I wasted so much money and time will never come back. What I can do now may be to live hard in the present moment and prove that life can be redone at any time as long as you are motivated.

As a matter of fact, when I was job hunting in my senior year of college, a classmate of my father’s, who was the vice president of a large company, gave me this advice.

“He told me, “Life is just fine when you are a big talent.

Now I think that he must have sensed my lack of self-confidence and told me that.

Thank you very much for that time. I still keep those words in my heart and say to myself.
I’m still a little boy with a little life ahead of me.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.