人生は意外に簡単に変えられる

自分や自分の人生を変えたければ、自分の思考や行動を少しづつ変えていけばいいと思っています。そのための最初のステップは、過去の自分を捨てること。つまり、固定観念や自分の価値観に囚われないことが大切です。

英書52冊チャレンジの23冊目の本に選んだ、”幸せになる勇気”の英語版を読んでいます。

正確には、オーディオブックを選んだので、読んでいるのではなくて聴いているですが。

全部で6時間11分の再生時間になるので、今週末のフルマラソン大会の時に走りながら聴こうとも思っています。

この本の著者の前作に、”嫌われる勇気” という本があります。その本では自己啓発の元祖と言われるアルフレッド・アドラーの書いたアドラー心理学をベースに哲学者(哲人)と若者の会話を通してどうすれば人はもっと幸せになれるかを分かりやすく説いた本になっています。こちらは20万部ものベストセラーとなっているそうです。

”幸せになる勇気”は前作の舞台から3年後になっていて、前作で新たな生き方を決意した若者が学校の先生となっていて、アドラーの教えを実践しようとするも上手くいかず、哲人の書斎に再び訪れるという設定になっています。

この二人のダイアローグの中で、哲人の  ‘過去は存在しない” という言葉に共鳴をしました。

多くの人が、”もっと幸せになりたい” だとか、”自分を変えたい”、”自分の人生はもっと良くなる”と思っている訳で、実際に自分自身も人生もいつでも変わることができると思っています。

そして、自分や人生を変えるために最初のステップは、自分の思考や行動を少しづつ変えていくことだと思うのです。

その際に役立つのが、この哲人の言葉である、”過去は存在しない”という考え方ではないかと思いました。なぜならば自分の思考を変えるとは、過去の自分を捨てるということと同じことだと思うからです。それが成功体験だとしても失敗体験だとしても過去は過去に置いてきて、常に今を新しい自分だと思って考える。そうすることで間違いなく自分も人生も変わっていきます。

この本は、幸せになる勇気というタイトルになっていますが、このタイトルには、幸せになるためには自分の思考を変える覚悟さえあれば人は誰でもすぐに幸せになれるという作者の想いが込められていると思っています。

今週末のフルマラソンは5時間くらいの長丁場になるので、走りながら幸せの勇気をもらうことを楽しみにしています。

(English)

I am reading the English version of “The Courage to Be Happy,” which I chose as the 23rd book in the 52 English Books Challenge.

To be exact, I chose the audiobook, so I am listening to it instead of reading it.

The total playing time is 6 hours and 11 minutes, so I’m also planning to listen to it while running in a full marathon this weekend.

The author of this book’s previous book is called “The Courage to Be Disliked.” In that book, based on Adlerian psychology written by Alfred Adler, the founder of self-help, the author explains in an easy-to-understand way how people can be happier through a conversation between a philosopher and a young man. This book has been a bestseller with 200,000 copies sold.

“The Courage to Be Happy” takes place three years after the previous book, and the young man who decided to live a new life in the previous book is now a schoolteacher.

In their dialogue, I resonated with the philosopher’s statement that ‘the past does not exist.

Many people think “I want to be happier,” “I want to change myself,” “My life can be better,” and so on. In fact, they believe that they can change themselves and their lives at any time.

The first step in changing yourself and your life is to change your thoughts and actions little by little.

I thought that the philosopher’s words, “The past does not exist,” would be helpful in this process. I believe that changing one’s thinking is the same as abandoning one’s past. Whether it is an experience of success or failure, I leave the past in the past and always think of the present as the new me. By doing so, you will definitely change yourself and your life.

This book is titled “The Courage to Be Happy,” and I believe that this title expresses the author’s belief that anyone can become happy immediately as long as they are prepared to change their thinking in order to become happy.

My full marathon this weekend will be about 5 hours long, and I look forward to receiving the courage to be happy as I run.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.