ブッダの死期が迫ったとき、弟子の一人が、私たちはこれから一体何を頼りに生きていけばいいのでしょうかと質問しました。
その時のブッダの答えが、法灯明と自灯明を頼りとしなさいという答えでした。
意味合いは、暗闇の中で頼りにすべきは、真理(本当に正しいこと)と自分自身であるとなります。
自らを灯火とするとは、自分を向き合うこと。自分の人生を他人任せ、運任せにしないで、自分自身の足で歩んでいくということ。
法(真理)を灯火にするということは、物事や世の真理をしっかりと見極めて、正しい道を歩んでいくということ。
誰のものでもない自分の人生、自分で切り開いていくという精神を持ち、その拠り所として常に世の中の真理を追求していく、正に人が幸せに生きていくためにとても役に立つ考え方だと思いました。
コメントを残す