日本の民主主義の成熟度

少し硬い話にはなりますが、日本の戦後レジームからの脱却の必要性について話してみたいと思います。


第二次世界大戦後の日本はアメリカの筋書きによって民主主義国家として生まれ変わった訳です。

民主主義の定義は、


国のあり方を決める権利は国民が持っていると考える政治体制のことです。


民主主義国家では、国民の政治的な自由、表現の自由、言論の自由を認め、国民が自分たちの代表を選挙で選び、その選ばれた代表者に政治を任せます。そして、代表者が国民のために仕事をしなければ、選挙で引きずり下ろすこともできます。


それでは、今の日本は民主主義国家として充分に機能しているでしょうか?


2018年に行われた、日本の民主主義に関する世論調査では、
日本の民主主義は機能していると回答した人は4割程度、機能していないと答えた人が3割以上という結果が出ました。


そして、民主主義が機能していないと思う理由のトップ5が、
首相の姿勢 (42.2%)
政党の機能不全(39.5%)
国会の議論の形骸化 (34.4%)
選挙の低投票率 (32.0%)
有権者の無関心さ (28.1%)
となっています。

そもそも日本の歴史は、きっかけが、黒船やGHQなどの外圧であっても、その後、類い稀なき柔軟性で日本にあった近代化や民主化を成し遂げてきたのではないでしょうか。

今まさに、新しい日本に舵を切るために、日本人だからこそ成し遂げられる新しい日本の民主主義を作り上げて世界のロールモデルにしていけると思うのは私だけでしょうか。

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サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.