小さなことからコツコツと

以前このブログで(怒りをコントロール)、怒りのピークは6秒間と書いたことがありますが、感情は怒りに限らず、喜びや感動といったポジティブな種類の感情であっても数秒間から長くても数分しか持ちません。


怒りにせよ、喜びにせよ、感情が高まると脳内ホルモンである、ドーパミンやノルアドレナリン、セロトニンなどが放出されますが、これらのホルモンは、もともと死ぬか生きるかなど極限的な状況で生き残るために人類が長い歴史の中で手に入れた神経伝達物質と言われていますので、四六時中感情が高まっていたらとても体が持たないということですね。


それでも、幸せを追求するために、どうしたら幸せのホルモンであるオキシトーシンを分泌しやすくなるのかなどの研究がおこなわれていますが、一つのおすすめとして言われているのが、小さなポジティブな感情を毎日の生活の中でできるだけ多く育てていくことがその人の幸せにプラスに作用することが分かっているそうです。


どんな小さなことでもいいのでその日の終わりに今日一日感謝できることを3つ思い出してみるなどの習慣は、まさに幸せの体質を育むのに大切と言うことですね。


また、片付けコンサルタントとしてアメリカで大ブレークしている ”こんまり” こと近藤麻理恵さんの言っていることも、部屋を掃除したり整理整頓をするという決してセクシーではなく、地味な作業(これまでは家事の一言で片付けられてしまうこと)をすることで人生が開けていく、つまり小さなことでも、毎日の生活を生産的、建設的、肯定的な行動や思考で固めることでその人の幸せには大きな結果をもたらすということだと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.