人としての品格を持ちたいものです

批判しても何も生まれないだけでなくて、そこで思考停止となってしまい、せっかくの成長の機会を逃してしまっていることに気がつきました。死ぬまで謙虚に実践者として生きていきたいです。

私は、小学生低学年の時から、父の影響で英語やアメリカに興味を持ち、映画や、雑誌、本を通してアメリカの持つ文化やライフスタイルに憧れていました。

当時のアメリカに抱いていたイメージは、自由、独立、エンターテーメント、アメリカンドリームなどでしたが、それはそのまま日本に対して全く逆のイメージを持つことにもなりました。

つまり、日本には、同調圧力があり、出る杭は打たれ、閉塞感はあっても若者が夢を語れる余裕はないと。

今思うとかなり偏った、単なる西洋かぶれの見方になるかもしれませんが、当時の私は、とにかく日本を出たい気持ちが大きかったです。実際、20代後半から40歳まで海外生活をすることになりましたが。

それでは、今の気持ちはどうでしょうか。

今は日本という国に生まれて、日本人として生きてきて本当に良かったと思っています。よく言われることですが、こんなに便利で安心な国はないと思いますし、個人として選択や平等などの自由度もだいぶ上がってきたと思っています。

ただ、一つ不思議に思うのは、個人個人で見てみると、優秀で、良い人が多いのに、集団になるとよってたかって弱いものや人と違うことをした人に集中攻撃したり、村八分にする特性が日本人にあるように映ります。

もちろん、これはメディやSNSなどで一部の人達の言動や行動がクローズアップされてしまうという側面があるのだとは思いますが、自分の素性が知られなければ誰かが傷ついても関係ないと思うような言動を見るたびに心が痛くなってしまいます。

私自身は、”評論家ではなく実践者”、”批判するなら提案”を自分の指針として行動するように心がけてきたつもりではありますが、正直誰からも覗かれない自分の心の中は、常に人を批判したり、勝手にラベル付けをしていることに気がつくことがままあります。

SNSに書き込んでいないからいいだろうと思わずに、自分には誰かを批判する資格はないことを肝に命じて、意見がある時は提案を持って建設的議論ができるように自分を鍛えていきたいです。

(English)

From the time I was in the early grades of elementary school, under the influence of my father, I was interested in English and the United States, and through movies, magazines, and books, I admired the culture and lifestyle of the United States.

The image I had of America at that time was of freedom, independence, entertainment, and the American dream, which in turn gave me the opposite image of Japan.

In other words, in Japan, there is peer pressure, the stakes are raised, and there is a sense of stagnation, but there is no room for young people to talk about their dreams.

When I think about it now, it may seem like a very biased and Westernized view, but at the time, I was very eager to get out of Japan. In fact, I ended up living abroad from my late 20s until I was 40.

So how do you feel now?

I am very happy to have been born in Japan and to have lived as a Japanese.

It is often said that there is no other country in the world that is so convenient and safe, and I believe that the degree of freedom in terms of personal choice and equality has increased considerably.

However, one thing that strikes me as strange is that although there are many good and talented people when you look at them individually, when you look at them as a group, they seem to have a tendency to focus on those who are weak or those who have done something different from others and attack them.

Of course, this is partly due to the fact that the words and actions of some people are highlighted in the media and social networking sites, but it hurts my heart whenever I see the words and actions of people who think that it doesn’t matter if someone gets hurt as long as their identity is not known.

I’ve always tried to be a “practitioner, not a critic” and “if you’re going to criticize, suggest” as my guiding principles, but to be honest, I often find myself constantly criticizing and self-labeling people in my mind that no one can see.

I want to keep in mind that I am not qualified to criticize anyone, and train myself to be able to have constructive discussions with suggestions when I have an opinion.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.