料理の達人になりたいな – 番外編

料理の腕を鍛えるのに、日本の伝統文化である茶道や武道の修行における過程を示した ”守破離” のモデルが役立つと思ったので紹介させていただきます。


先ずは定義から。

守る … 基本に忠実に反復練習を繰り返して技術を習得するステージ
破る … 習得した技術をさらに向上、改善するために工夫や応用を加えてみるステージ  
離れる …  基本を離れ、想像的にいろいろなアイデアを実践でき、自分にしか辿り着けない境地

これを料理に当てはめると、

守る … 様々なレシピを忠実に再現して試してみるステージ
破る … 食材の切り方を変えたり、食材により火を通す時間を変えたり、何隠し味的な調味料を加えるなどの工夫、応用を施す
離れる … レシピやルールを離れて自由自在に様々な食材や調味料、技法を使い創造的な料理を作れる

私自身料理に興味を持ったきっかけは、食材を自分の頭の中で組み合わせて、切ったり、剥いたり、炒めたり、煮たり、工作にも似た楽しさを感じたからですが、他にも作ったものが美味しいか、そうでないかすぐにフィードバックをもらえること(結果がすぐに分かる)と、何よりも美味しいと言って食べてくれる家族の顔を見るのが嬉しいからです。

他にも料理を作ることは、集中力を養う、創造性を働かせる、美的センスを磨く、オーガナイズする力を育てることができるなど、いいことづくめに聞こえますが、毎日献立に頭を悩ませている主婦の人からすると何を能天気なことを言ってのと怒られそうですね。

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.