自己実現する人に

自己実現を達成するためには、敷かれたレールを歩く人生から降りて、自分でレールを敷いて歩いていく必要があることに気がつきました。そんなに簡単なことでないのは分かっていますが、53歳にしてチャレンジできることにワクワクです。さあ、自己実現をする人を目指します。

マズローの欲求5段階説の一番上位にくるのは、自己実現欲求ですが、最初の4つの欲求(生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求)が欠乏欲求と呼ばれるの対して、自己実現欲求は存在欲求と呼ばれるのだそうです。

つまり、自分がこの世に存在した証として、自分の爪痕を残したいという欲求ですね。

私たちは、誰しもこうなりたい、あれを成し遂げたいといった、理想や願望を持っていますが、実際に行動を起こして、理想や願望を叶えようとしている人はそんなに多くはないのではないでしょうか。

そう言う私自身も、このブログを始める2年少し前までは、会社員としての毎日に忙殺されていて、自分の本当にやりたいことを考えることもせずに、とにかくその日を生きるだけで精一杯だった気がします。

そんな私が、自分の人生を見直したいと思ったのは、このブログを始める直接的なきっかけになった父親の死でしたが、残りの人生は、自分のやりたいことや、好きなことだけをやって生活したいと思うようになったのは、まさに、マズローの欲求原則の、自己実現欲求なわけです。

そして、この2年は、自分が立てた目標とその先にある夢を実現するために、行動を起こし、模索しているところですが、ここまでで思うことは、自分で人生の舵を切る選択をして本当に良かったということです。

自己実現を達成するためには、まだまだ時間も必要で、行動量も熱量も増やしていく必要がありますが、そもそも、自己実現や自分を成長させるために行動すること自体が楽しいということに気がつきました。

逆に言うと、これまでの人生の大部分は、好きなことや、やりたいことではなくて、やらなくてはならないことや、求められることをやってきたということ。自分のレールではなくて、誰かが作ったレールだったり、人が作ったルールに則って生きていたということなのかも知れません。

そうは言っても、好きなことだけして生きていけるほど世の中は甘くないという声も聞こえてきそうですが、だからこそ、今の私にとっては、好きなことで食べていくことにチャレンジしていきたい。

そして、自己実現することが人生の目標となっています。

(English)

The highest level of Maslow’s five-step theory of needs is the need for self-actualization. The first four needs (physiological, safety, social, and approval) are called deficiency needs, whereas the need for self-actualization is called the need for existence.

In other words, it is the desire to leave one’s mark on the world as proof of one’s existence.

We all have ideals and desires such as “I want to be like this” or “I want to achieve that,” but not many of us actually take action to make our ideals and desires come true, do we?

Until a little over two years ago, when I started this blog, I myself was so busy with my daily life as a company employee that I didn’t even think about what I really wanted to do, and just tried to live for the day.

It was the death of my father that made me want to rethink my life, and it is precisely Maslow’s principle of self-actualization that made me want to spend the rest of my life doing only what I want to do and what I love.

And for the past two years, I have been taking action and seeking to realize the goals I set for myself and the dreams that lie ahead, and what I think so far is that I am very glad I made the choice to take the helm of my life.

To achieve self-realization, I still need more time, and I still need to increase the amount of action and heat, but in the first place, I have realized that taking action to achieve self-realization and personal growth is fun in itself.

Conversely, for most of my life so far, I have been doing what I had to do or what was required of me, not what I liked or what I wanted to do. It may be that I have been living my life not on my own rails, but on someone else’s rails, or according to rules made by others.

Even so, I can hear some people saying that the world is not so sweet that you can live only by doing what you like, but that is why, for me now, I want to challenge myself to eat by doing what I like.

And self-realization is my goal in life.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.