短所と長所は隣り合わせ

自分の強い部分を伸ばしていくのか、弱い部分を改善するのかに関して、400メートルハードルのオリンピックメダリストである為末氏の言葉が印象的だったので紹介させていただきます。


欠点には存在理由がある。勝負は欠点を克服したから優位に立てるというものではないと思う。


スピードがない、ピッチが出ないなど自分の欠点を思いつくまま挙げていくと予想通りたくさんの欠点がリストアップされた。「この欠点さえ埋めることができれば勝てるぞ」と思ったし、興奮した。さっそく悪癖をを直したり短所を克服することに特化した練習を始めたがどうもうまくいかない。

さらに分析するうちに、とある疑問が湧いてきた。「欠点にはそれなりに意味があるのではないか?」その欠点がなくなったらできることも広がるかもしれないけど、僕のように背の高くない選手は多かれ少なかれ僕が持っているような特徴を持っている。自分が挙げた欠点はひょっとしたら背の低い選手が戦うためにには必要な副作用なんじゃないかと気がついたのだった(中略)。こうして全体のバランスで見始めると、欠点が欠点だけで存在しているのではなくて、長所とセットになっていることがほとんどだった。欠点には「存在する理由」があったのだ。


皆さんはどう思われますか。簡単に言うと、長所は短所の裏返しで、逆も然り、常に表裏一体であるということなのかなと私は感じました。

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サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.