まだ遅くない

若い時は、自分の生まれ持った遺伝子や才能のせいにすることもありましたが、50代の今は、自分の可能性を広げられるかどうかは、如何に自分の思考にブレーキをかけず、思い込みを捨てて、ただひたすらチャレンジできるかどうかだと考えています。後ろは振り替えずに前だけ見て生きていきます。

私たちは、生まれ持った遺伝子による影響に人生が左右されることは間違いありません。

もちろん、その後の生まれ育った環境により、その後の人生が影響されることもあります。

特に若い時は、身体的な能力や、学力に圧倒的な差を感じて、打ちのめされたり、諦めることがありました。

ただ歳を取るごとに、遺伝子や生まれつき持った才能の違いを気にすることも少なくなり、逆にそもそも人間の能力がその後の人生に与える影響なんてそんなに差はないのではないかと考える自分がいました。

才能を持って生まれてきても、それを磨かず、使わずでは宝の持ち腐れになりますし、後天的に才能を伸ばした人も世の中にはごまんといるからです。

そして、私も50代になり、今思うことは、自分の可能性を広げられるかどうかは、如何に自分の思考にブレーキをかけず、思い込みを捨てて、ただひたすらチャレンジできるかどうかだと考えています。

つまり、今まで自分が失敗だとか、挫折と見ていたことは全て忘れすてて、その代わりに、自分が思い描いたことは全て実現できると信じること。そして、それは全てが自分の力だけで実現するのではなくて、家族や周りの人、環境も含めてあらゆるサポートをしてもらうことで実現できると思うこと。

そうすることで、全ての自分に起こることを感謝しながら、また、自分自身も謙虚に自分を高めていけるのだと思います。

このことに気がつくのに随分と時間がかかってしまった気はしますが、まだ遅くないと思っているので、今日も自分の可能性を広げていけるように生きていきたいと思います。

(English)

There is no doubt that our lives are influenced by the genetic influences we are born with.

Of course, our subsequent lives can also be influenced by the environment in which we were born and raised.

Especially when we were young, we sometimes felt overwhelming differences in our physical abilities and academic performance, and were beaten down or gave up.

As I got older, however, I became less concerned about the differences in genes and natural talents, and I found myself thinking that, on the contrary, there is not that much difference in the impact of human abilities on later life.

Even if you are born with talent, if you do not polish it or use it, it will be a waste of treasure, and there are many people in the world who have developed their talents later in life.

And now that I am in my 50s, I think that whether or not I can expand my potential depends on whether or not I can put the brakes on my thinking, let go of my assumptions, and simply take on challenges.

In other words, forget everything you have ever seen as a failure or a setback, and instead, believe that you can achieve everything you have envisioned. And that it will not all happen on my own, but with the support of my family, the people around me, and the environment.

By doing so, I believe that I can be grateful for everything that happens to me and also humbly improve myself.

I feel that it has taken me a long time to realize this, but I believe it is not too late, and I will continue to live my life today so that I can expand my possibilities.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.