Inclusion(包括性) & Diversity(多様性)

私自身、今最も目指していることの一つは、自分がありのままの自分でいられるための環境作りであったり、周りとの繋がり、そして、自分と違う考え方や意見を排除しないで尊重することです。


誰でも偽りの自分を演じたり、常に建前の世界で生きていると疲弊してしまいますし、自分と違う意見を持っている人に攻撃的になっていてはストレスも溜まってしまいます。


日本は、homogeneous  (同種の、等質的)な国として成り立ってきた歴史があるので、どうしても多様性や異質を受け入れるという概念がまだまだ薄いように思えます。


それは、日本としての強みであったとともに、同調圧力社会や、村八分などのネガティブな面をもたらしてきたことも事実だと思います。


私自身は、割と小さい頃から、人と同じことが嫌な性格だったことがあったり、海外に飛び出したこともあり、日本の特異性を感じたこともありました。


今こそ、包括性と多様性に向かって、日本の舵を大きく変えていく時でないかと思うことが多くなりました。


日本は、一神教ではなくて、萬(よろず)の神を受け入れる国民性ですし、他の国で発明されたものを、どんどん改善してより良いものに変えていける融通性を持った国民だと思っています。

また、古いものと新しいものが混在する都市というのも包括性を推進するのにぴったりだと思います。


後は、私たち一人一人が、日本人だからとか、右側の思考だから、左寄りの考えだかということに囚われすぎずに、多様性を認め、推進することで、世界からも尊敬される、品格のある国と呼ばれることになると考えるのは妄想でしょうか。

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.