私自身、今最も目指していることの一つは、自分がありのままの自分でいられるための環境作りであったり、周りとの繋がり、そして、自分と違う考え方や意見を排除しないで尊重することです。
誰でも偽りの自分を演じたり、常に建前の世界で生きていると疲弊してしまいますし、自分と違う意見を持っている人に攻撃的になっていてはストレスも溜まってしまいます。
日本は、homogeneous (同種の、等質的)な国として成り立ってきた歴史があるので、どうしても多様性や異質を受け入れるという概念がまだまだ薄いように思えます。
それは、日本としての強みであったとともに、同調圧力社会や、村八分などのネガティブな面をもたらしてきたことも事実だと思います。
私自身は、割と小さい頃から、人と同じことが嫌な性格だったことがあったり、海外に飛び出したこともあり、日本の特異性を感じたこともありました。
今こそ、包括性と多様性に向かって、日本の舵を大きく変えていく時でないかと思うことが多くなりました。
日本は、一神教ではなくて、萬(よろず)の神を受け入れる国民性ですし、他の国で発明されたものを、どんどん改善してより良いものに変えていける融通性を持った国民だと思っています。
また、古いものと新しいものが混在する都市というのも包括性を推進するのにぴったりだと思います。
後は、私たち一人一人が、日本人だからとか、右側の思考だから、左寄りの考えだかということに囚われすぎずに、多様性を認め、推進することで、世界からも尊敬される、品格のある国と呼ばれることになると考えるのは妄想でしょうか。
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