辛抱と我慢

辛抱と我慢。


同じ意味合いで使うことが多いと思いますが、その語源を辿るとちょっとした違いが分かります。


我慢は、もともと仏教用語で、我に慢心を抱くという意味。そこから転用されて、耐え忍ぶという意味でも使われるそうになったそうです。


辛抱も、仏語になりますが、心法から転用されたという説もあり、またその字のごとく、辛さを抱えこむという意味となります。


私個人的には、辛抱という言葉が好きです。もともとは心法と書いていたという説を信じると、私達人間が生きていく上で、辛抱は最も大切で必要なことなのではないでしょうか。


仏陀は、人生とは「苦」を背負って生きていく道だと語っています。それでも、様々な困難や逆風など辛いことから逃げないで、辛いことを包み込んで生きていくことで明るい未来が開てくることがある、そう信じているだけで少し心が明るい気分になってきます。

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サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.