プロテニスプレイヤーの大坂なおみさんが、人種差別反対運動 (Black Lives Matter) に関して積極的にコメントや行動を起こしていることに、日本ではSNS上で一部批判が集まっているようです。
その批判に対しての、大阪選手のTwitter上でのコメントが、
”I know I’ve been attacking a lot of racist Japanese tweets the last few days but Japan is actually a really amazing place. I really don’t want to give the misconception that the entire country is racist, they just have a few bad apples like everyone else. Love you guys”
日本人の差別者からここ数日、多くの攻撃を受けているのは分かっています。でも、日本は本当に素晴らしい場所です。たった少しの差別者のせいで、日本という国に対して間違った認識を持って欲しくありません。日本の皆さん愛しています。
次に、TIME誌の最新号で語っている言葉を紹介させていただきます。
”I think athletes are scared of losing sponsors whenever they speak out. For me, that was really true, because most of my sponsors are Japanese. They probably have no idea what I’m talking about, and they might have been upset. But there comes a time when you feel like you gotta speak on what’s right and what’s important. ”
”アスリートは、公の前で話す時、スポンサーを失うリスクを常に気にしていると思います。私にとっても、それは事実で、私のスポンサーの多くは日本企業だからです。彼らは、私が何を話しているのか理解していないかもしれませんし、もしかしたら動揺しているかもしれません。それでも、私は、何が正しくて、何が重要かに関して自分の姿勢を語るべき時であると感じました。”
”There’s gonna be times it gets really hard. But what makes you a champion is how you push through those moments. As long as you keep going, at the end of the day, you’ll be proud of what you did. ”
”本当に困難な時に直面することがあります。それでも、あなたを本当の勝者にするのは、それらの困難な時に自分自身に奮い立たせることです。前を向いて前進することさえができれば、最後には、あなたが成し遂げたことに誇りを持てることになるでしょう。”
大坂なおみさんの試合を見ていると、以前はメンタルの弱さから崩れてしまうこともあったように思いますが、グランドスラムで二度優勝するなど、様々な試練を乗り越えて、成長している姿には尊敬しかありません。
また、アスリートである前に人間である、そのためには正しいと思うことを言い続けて、傍観者にはならないという彼女の姿勢も本当に頭の下がる思いです。
応援しています。
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