集中力を高めることが幸せ度を高める

現在の社会では、仕事中においては一度に多くのことを同時進行するためにマルチタスキングが求められ、プライベートでは TVに加えてSNSや動画配信サービスをフォローすることなどに時間を取られ、気がついたら結局何の達成感も充実感も得られずに一日が終わってしまうことがあるかと思います。


一方で、何か一つのことや、自分のやりたいことに没頭できて、毎日の生活が満ち足りていると感じている一部の恵まれた人たちもいます。


前にどこかで、何か一つのことに集中している時間が長い人ほど幸せだと感じているという記事を読んだことがあります。


私自身、現在の仕事では、何か一つのことだけに集中できる環境ではありませんが、集中力を高めるために、下記の三つのことを意識してタスクを行うようにしています。


速さ- 作業のスピードを極限まで速くすること 

分量- とにかく圧倒的な作業量をこなすこと

没入感- 周囲の雑音が入らないほど夢中になること 


例えば、毎日のルーチンタスクとして、新聞社説の記事を英訳することを日課にしていますが、このタスクを行う時に上の三つのことを意識して行ったことで、数ヶ月で生産性が1.5倍から2倍近く向上した経験があります。この時は、一つの記事の翻訳時間を20分に制限して、翻訳できた日本語の文字数をカウントしていました。


集中力を高めたいという方には、通勤時間や、お昼時間など決められた時間に同じタスクを行い、速さ、分量、没入感を意識しながら行ってみるということから始めてみてもいいかもしれません。

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.