執着やこだわりを情熱に昇華する

日本のモノづくりや職人気質の文化とオタクの文化って共通するものがあると思っているのは私だけでしょうか?

世の中で一流と言われている人達に共通していると感じることに、

一つは、比較的若いうちに自分が熱中できることが見つかった人が多いということ、

そして、誰よりも上手くなりたくて、人一倍の努力を続ける才能があったこと、

最後に、自分に対する肯定感が非常に強いこと、この3点に集約されるような気がします。

私自身は、オタク最強説を唱えているのですが、オタクの人の自分が興味のあることに探求したり、執着するエネルギーって凄いと思うのです。

クリエイティブ・ストラテジストという肩書きを持つ、マイケル・ペンさんは、オタクの人が持っている執着や執念は、その人が一生かけて成し遂げるライフワークに昇華していけるチャンスがあるとして次の言葉を残しています。

世の中を見渡すと明確なPassionを持って生きている人を見つけるのはなかなか難しいことであるが、誰でも一つや二つはObsessionを持っているものである。そのObsessionをPassionに昇華させていくことがその人を幸せに道ぶくためのヒントである

確かに誰でも、子供の頃に熱中したことや、こだわりのあること、または、一家言を持っていることってあると思うのです。

私自身は、自分の人生の岐路に立っていた30代後半の時に、自分が子供の頃に熱中したことや、思い出に残っていることを全て書き出してリストにして毎日睨めっこしていた時がありました。

結局それがきっかけになり、英語の勉強を再開したり、転職したりと、そこから自分の人生が大きく動いていることを感じます。また、このブログの構想も、このリストから生まれたもので、実際に始めるまでに随分と時間はかかってしまいましたが、あの時に自分の人生を棚卸しして、残りの人生で何を情熱の対象にすべきかを決めたことは本当に良かったと思えるようになりました。

(English)

There are two things that I feel are common to the people who are considered to be the best in the world.

One is that many of them found something they were passionate about at a relatively young age.

Secondly, they had the talent to want to be better than anyone else, and to work harder than anyone else.

Lastly, they have a very strong sense of affirmation about themselves.

I think these three points can be summed up.

I myself am a proponent of the theory that geeks are the strongest, and I think it’s amazing how much energy geeks have to explore and obsess over what they are interested in.

Michael Penn, a creative strategist, says that geeks have the opportunity to sublimate their obsessions into a life’s work that they can spend the rest of their lives accomplishing.

Looking around the world, it is difficult to find people who live with a clear passion, but everyone has an Obsession or two. However, everyone has an Obsession or two, and sublimating that Obsession into a Passion is the key to making that person happy.

It is true that everyone has something that they were passionate about as a child, something that they are obsessed with, or something that they have a personal opinion about.

When I myself was at a crossroads in my life, in my late thirties, there was a time when I wrote down all the things I was passionate about as a child and all the children that I remembered and made a list and stared at it every day.

Eventually, it inspired me to resume my English studies, change jobs, and I feel that my life has moved on a lot from there.

Also, the idea of this blog was born from this list, and although it took me a long time to actually start it, I’m really glad that I took stock of my life at that time and decided what I should be passionate about for the rest of my life.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.