不確実な時代に確実なこと

Letter block in word VUCA (abbreviation of Volatility, uncertainty, complexity and ambiguity) on wood background

VUCA( ブーカ)と言うビジネス用語を聞いたことがありますでしょうか。


私は三年前くらい前に仕事で参加したリーダーシッププログラムの中でその言葉を知りました。

意味は、
Volatility (変動性)
Uncertainty (不確実性) 
Complexity (複雑性)
Ambiguity (曖昧性)

それぞれの単語の頭文字をとった造語で、現在の世の中を示すキーワード。つまり、テクノロジーの急速な進歩により、予測は困難、世界の市場は不確実性や不透明さを増した状況となっていて、今の不安定なビジネスの状況を表すのにこの言葉が用いられることになっています。


産業革命以来、50年や100年に一度の大きな変革が、今や10年、もしかすると5年の間隔でやってきますし、AIやロボテックの誕生、進歩により、例えば金融市場では、AIやマシーンラーニングにより株式市場を予測したり、運用することで複雑性が増しています。

また現在科学では、物理学や化学といった従来の分野を超えた複雑系の研究などが行われています。


ここで、ブログのタイトルにした、「不確実な時代に確実なこと」に関して言いたかったことは何かと言いますと、こうした不確実な時代には、柔軟な頭を持ち、機動性の高い個人にスポットライトが当たると言うことが歴史的にもわかっています。


つまり今までの常識や常識で無くなり、今までの成功の定義はそうでなくなり、安定は非安定になる可能性が非常に高いと言うことですね。


と言うことで、私自身、逆張りの考え方、つまり、今までの常識を疑って、VUCAの世界を波乗りをするが如く楽しんで渡っていきたいと思っています。

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.