Learning Agility

皆さん、ラーニングアジリティーという言葉を聞いたことはありますでしょうか。


最近、ビジネスの場でよく聞くようになってきましたが、もともとは、人事コンサルのコーン・フェリーが従業員の学習能力や潜在能力を測定するために開発されたコンセプトとなります。


入社した社員が、新しい環境や経験から素早く学び、未知の問題や変化に応用していく能力を測り、能力開発に活かしていくものです。


ラーニングアジリティーは、以下の5つの要素から成り立っています。

  • メンタル・アジリティ―領域を越えて活動し、関連のない分野へも興味を示し、点在する課題を結び問題を解決する能力
  • ピープル・アジリティ―他者をよく理解し、多様なグループに適応し、明敏な対人判断を下す能力
  • チェンジ・アジリティ―現状に挑戦しようとする意思、システムや手続きを改善しようとする意欲、変化を実行に移す能力
  • リザルト・アジリティ―すばやく優先順位を見出し、目標を設定し、好況時にも苦境時にも成果を出す能力
  • セルフ・アウェアネス(自己認識)―フィードバックを受け容れる姿勢、自己反省の習慣、学習や自己啓発に対する強い関心

如何でしょうか。従業員の能力開発に使うだけでなく、個人の能力開発にも使えそうですね。私自身は、特に、変化に対応する能力と、成果を出す能力が重要だと考えていますが、それぞれの能力を高めるには、常に現状に挑戦しようとする姿勢と、常に目的意識を持って行動することが大切ですね。

(English)

Have you ever heard the term Learning Agility?

You’ve heard of it a lot in business these days, but it’s a concept originally developed by Korn Ferry, an HR consulting firm, to measure the learning ability and potential of employees.

It measures the ability of incoming employees to learn quickly from new environments and experiences and apply them to unknown problems and changes in their skills development.

Learning Agility is made up of the following five components

  • Mental agility – the ability to work across disciplines, show interest in unrelated areas, and connect scattered issues to solve problems
  • People agility – the ability to understand others well, adapt to diverse groups, and make sensitive interpersonal decisions
  • Change agility – the willingness to challenge the status quo, the willingness to improve systems and procedures, and the ability to implement change
  • Results agility – the ability to quickly find priorities, set goals and deliver results in both good times and hard times
  • Self-awareness – a receptive attitude to feedback, a habit of self-reflection, and a strong interest in learning and self-development

What do you think? I think it can be used to develop the skills of employees as well as individuals. I personally believe that the ability to respond to change and the ability to produce results are especially important, and in order to enhance each of these abilities, it is important to always be willing to challenge the status quo and to always act with a sense of purpose.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.