反抗期が自立を促す

反抗期って、その時は苦しくて、辛いことも多いですが、振り返って見ると、大人として自立していくために必要だったことが今ではよく分かります。

小学校や中学校に通っていた子供の頃って、自分に取っての社会は家庭と学校だけなので、両親や先生の言うことが全てだったりします。

私の場合、一人っ子だったこともあり、両親の愛情を一心に受けて甘やかされて育ちました。その影響か、親への依存度が強く、小学校の級友と比べるとだいぶ精神年齢が低かったように思います。

中学生になると、親の愛情が疎ましく感じ、両親の言うことにいちいち反発することになります。

所謂、反抗期というものになりますが、特に高校生の頃は、両親の顔を見るのも嫌だった頃がありましたが、大学生になる頃には自然と消えてなくなりました。

反抗期と言うと、マイナスなイメージを持つことが多いと思いますが、反抗期は、個々のアイデンティティーを確立するためには欠かせないともされ、逆に思春期に反抗期がないと一人の人間として自立できにくいという研究結果もあるようです。

確かに、私の場合も、両親や先生の言っていることに疑問を感じたり、社会に対して反発を覚えた反抗期の時期に、自分のコアになるものがだんだんと確立されていったように思えます。

よく歳を取ると、xxさん、角が取れて丸くなったなと言われることがあると思いますが、果たしてそれは褒め言葉なのでしょうか。いい意味では成熟したとも取れますし、悪い意味では、周りに迎合しているだけとも取れるかもしれません。

幸せの達人を目指す身としては、周りとの調和を大切にしていきたいですが、一方で、自分自身に対してはいつまでも反発して不良中高年を目指していきたいと思います。

(English)

When you are a child in elementary or junior high school, the only society you have is your home and school, so what your parents and teachers say is all that matters.


In my case, as an only child, I was spoiled by the love and affection of my parents. Perhaps because of this, I was highly dependent on my parents, and my mental age was much younger than my classmates in elementary school.


When I reached junior high school, I felt that my parents’ love was neglected, and I began to rebel against everything they said.


There were times, especially in high school, when I hated to even look at my parents’ faces, but by the time I became a university student, it naturally disappeared.


The term “rebellion” is often associated with a negative image, but it is said that the rebellious period is essential for establishing one’s individual identity, and some studies have shown that if one does not have a rebellious period in adolescence, it is difficult to become independent as a person.


Certainly, in my case, it seems that my core self was gradually established during the rebellious period when I questioned what my parents and teachers were saying and felt rebellious against society.


As I get older, I often hear people say, “Mr. xx, you’ve lost your corners and have become rounder. Is that really a compliment? In a positive sense, it could mean that you have matured, and in a negative sense, it could mean that you are just pandering to the people around you.


As a person who aims to become a master of happiness, I would like to keep harmony with my surroundings, but at the same time, I would like to rebel against myself and aim to be a delinquent middle-aged person.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.