歳を重ね、気がつくと、周りに要らないものが溢れているなんてことがあるかもしれません。
要らないものはモノに限らず、ベルトの上にでっぷりと乗っている贅肉も要りませんし、世間体や肩書きなどのしがらみも要らないものに入るかもしれません。
私自身が最近要らないと感じているものに、これまで自分で作ってきた自分の限界があります。
過去に挫折したり、上手くいかなかったこと、失敗した経験が積み重なって、自分はこの程度だろうと自分をラベリングして、その中でしか、思考したり行動しなくなってしまうことがあると思うのです。
失敗は成功への過程でしかないとは言ったものですが、失敗を成功の糧にするためには、また失敗するかもしれないといった思い込みや固定観念を手放す必要があります。
このセルビリーフを変えていくことが、自分の成長や、人生を好転していくのにとても大切なことだと思うのですが、
長年の経験や体験に基づいた思考パターンや行動パターンを変えるのは簡単なことではないと思います。
とっかかりとしては、自分の否定的な感情が出てきた時に、その感情を一旦受け止めた上で、なぜそのような感情が出てきたのかを少し考えてみることがよいのではないでしょうか。
私の場合、否定的な感情をそのままにしないで何故こんな気持ちになっているのかを考えるだけでも、否定的な感情が和らぐことがあることに気がつきました。
そして、口元を緩め、眉のあたりを上に上げるだけでさらに気分が落ち着いてきます。
もう一つ、自分で自分に足枷をしないために大切なことは、とにかく自分に挑戦し続けることなのかもしれません。
昨日できなかったことができるようになり、昨日より、今日、今日より明日が最良の日という気持ちを少しでも持てるような心持ちでいることで、もっと自分が自由になれる気がします。
身体も心も軽く解き放つことで、私たちはもっと自由になれるし、もっと成長できるのかもしれませんね。