スイッチが入った日

私たちは誰でも、想像したことを実現する能力を持っていると思うのです。ただ実現するためには行動が必要となり、行動するためには行動したいと想う気持ちをどんどん膨らませていき、あとは自分スイッチを入れるだけです。

子供の成長は早いもので、毎朝会社に行く際に保育園に送っていた小さな娘も、今や小学生6年生になりました。

そんな娘の成長に合わせて、最近は自分の子供の頃の思い出がよく蘇ることが増えています。

私の持論では、人は歳を取れば取るほど童心に返っていくと思っているのですが、そのことを悲観しているわけではなく、逆に昔のように無邪気に好きなことばかり考えていたあの時に戻れるというワクワクした感じを持っています。

社会に出て、結婚して、子供が生まれれば、社会的な責任が増えていくのは当たり前なことですが、この社会的な責任から自由になり、自分のやりたいことをやっていくことができるようになるには、どうしてもある程度の年齢に行かないと難しいと思うのです。

世の中には社会的な使命を持ち頑張っている方も、また生活を維持するために働き続けている高齢者の方もいて、それを否定する訳ではないのですが、自分の場合、どうしても好きなことだけをやりたいという気持ちが大きくなり、また、何かを待ち続ける人生はもうやだと思ってしまったのです。

この先あとどれくらい人生が残されているかは分かりませんが、人生を終えるその日が来た時に、あれも、これもやってみて良かったなと思えるようにしたい、そのためには、身体も頭もまだまだ鍛えられる今やるのだというスイッチが自分に入ってしまいました。

スイッチが入ったのは、このブログを始める直前の2020年の1月ごろ。前月に父を突然亡くし、また、自分の会社での役割もこれから代わり、仕事も少し落ち着くことが分かっていたことがきっかけとなりました。

あれから一年半が経ちましたが、今思っていることは、人生を変えたければ人生を変える選択をすればいいということ。

そんなすぐに人生は大きく変わることはないかもしれませんが、それでも人生は少しづつ変わり、気がつくと周りも自分も大きく風景が変わっていることにいつか気がつくことができるものだと思っています。

(English)

Children grow up so fast. My little daughter, whom I used to drop off at nursery school every morning when I went to work, is now in the sixth grade of elementary school.

As my daughter grows up, I find myself revisiting my own childhood memories more and more often these days.

My theory is that the older we get, the more we revert back to our childhood, but I am not pessimistic about that, on the contrary, I feel excited to be able to go back to that time when I was innocent and thought only about my favorite things.

It is natural to have more social responsibilities when you enter the society, get married, and have children, but I think it is difficult to be free from these social responsibilities and be able to do what you want to do until you reach a certain age.

I don’t mean to deny that there are people in this world who have a social mission and are working hard, or that there are elderly people who continue to work in order to maintain their livelihood.

I don’t know how much time I have left in my life, but I want to be able to say that I’m glad I did this and that when the day comes that I end my life, and to do that, I have to do it now, when I can still train my body and brain.

The switch came on around January of 2020, just before I started this blog. My father had passed away suddenly the month before, and I knew that my role in the company was about to change and my work would settle down a bit.

It’s been a year and a half since then, and what I’m thinking now is that if you want to change your life, you should make the choice to change your life. Life may not change that drastically right away, but I believe that life will still change little by little, and one day you will notice that the scenery around you and yourself has changed drastically.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.