いじめ

この世の中で一番いらないもの、それは、”いじめ”だと思っています。


残念ながら、いじめは私たちの世界に蔓延っていて、学校から会社まで、村から大都市圏に至るまで、そこに社会というものがあれば必ずいじめがあります。


いじめの原因は、
異なるものへの拒絶反応であったり、ストレス、フラストレーションの捌け口、自己保身や家庭環境など様々な要因があります。


さらに日本特有な問題を見てみると、日本は他国と比べて、いじめの対して、「傍観者」の割合が多く、「仲裁者」、「通報者」の割合が少ないそうです。


悲しいかな肌感覚でも、この見て見ぬ振りが多いというのはうなずけます。


それでは、いじめを減らすためには何が必要でしょうか。


私は、今働いている会社の従業員のエンゲージメント活動が、そのままいじめを減らすのに役立つと考えています。


それは、Inclusion & Diversity の促進です。


Inclusion(包含)は、つまり、働いている従業員が、ありのままでいられることを許容すること、それぞれの違いを尊重することを促進していく運動です。私自身、働いている会社がアメリカの会社なので、日本人であることはマイノリティであるのですが、このInclusionの促進により、だいぶ楽になりましたし、自分と違う意見に対してもだいぶ許容できるようになりました。


Diversity(多様性)に関しては、積極的に自分達と違うプロファイルを持った人を採用していくという考え方です。これらは肌の色だけでなくて、LGBTや障害者の人たちも含まれます。実際、LGBTや障害者の方を働く機会が増えたことで、自分自身の視点や観点が如何に偏っていたかを教えてもらうことになりました。


日本という国に暮らしていると、なかなか、この Inclusion&Diversityを促進するための機会が少ないと思います。明るい日本の未来を作っていくためにも、また、いじめの無い、皆がよりコラボレーションしていける社会にするためにも、同調圧力社会から多様性許容社会に変わっていきたいですね。

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.