死を考えるとは生を考えること

普段の生活の中で死を考えることはあまりありませんが、死を考えるとは生を考えることと同じことなのかもしれません。何故ならば死を考えるときは往々にして、死ぬ前に自分がどんな足跡を残したいのかを考えることになるからです。

輝く女性のアイコン的な存在であったお二人がほぼ時を同じくして亡くなりました。

私自身は、一昨年の暮れに父を亡くし、自分もいつ死ぬか分からないからやりたいことはやろうと決めて、その2ヶ月後にブログを始めることになります。

それまで普段の生活で死を意識することはあまりありませんでしたが、身近な人や憧れの人が亡くなると、急に普通の生活の延長線上に死があることを意識したりします。

死は誰にでも訪れますが、それがいつ来るかは誰にも分からないわけです(自分で選択しない限りは)。

それは明日かもしれませんし、何十年先かもしれません。

今生きている多くの人に取って死は未知であり、恐怖なのであまり考えたくないことかもしれませんが、映画やテレビなどでは余命宣告を受けた主人公の最後のxxx日を題材にした物語が多くの人に感動を与えています。

物語の主人公を自分に投影して、残りの人生を無駄にしないで生きていこうと思うわけですが、そんなことも日常の生活に紛れてすぐに忘れてしまいがちですね。

もしも、死を考えることが、実は生を考えることと同じことだとすると、生を考えるとはいただいた生命を生ききること、そして生ききることとは自分の人生を自分で決めてそれをとことんやりきることだと思うようになりました。

(English)

These two icons of shining women passed away at almost the same time.

As for myself, I lost my father at the end of the year before last, and decided to do whatever I wanted to do because I didn’t know when I would die, and started blogging two months later.

Until then, I had not been very conscious of death in my daily life, but when someone close to me or someone I admire dies, I suddenly become aware that death is an extension of my normal life.

Death comes to everyone, but no one knows when it will come (unless they choose to). It could be tomorrow, or it could be decades away.

For many people living today, death is unknown and scary, so they may not want to think about it. However, in movies and TV shows, many people are moved by stories about the last xxx days of the main character who has been told that he or she has only a few days to live.

Projecting the protagonist of the story onto yourself, you try to live the rest of your life without wasting it, but it is easy to get lost in daily life and forget about such things.

If thinking about death is actually the same as thinking about life, then I have come to believe that thinking about life means living the life we have been given, and living it to the fullest means deciding on our own life and living it to the fullest.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.