個人の幸せを優先したい

組織や社会より、個人を優先して、個人が幸せかどうかを基準にしていけば、日本はもっともっと住みやすい国になると強く信じています。そのためには、政府や企業にだけ任せるのではなく個人がもっと声を上げ続けていきたいですね。

私の生まれ育った神奈川県の藤沢市は、東海道線と小田急線が通っているので都内まで1時間弱で出ることができます。私も都内に通勤していますが、駅までの歩きや、電車の乗り継ぎに待ち合わせの時間を入れるとなんだかんだいって1時間半は通勤に時間がかかります。

今は行きも帰りもグリーン車を利用しているので、こうして車内でブログの記事を書くこともできますが、通勤ラッシュ時の普通車は我慢比べ以外の何物でもありません。

特にコロナ禍により、ここ2年半は完全リモート、最近も会社に出勤しているのは週2回だけになり、通勤にいかにストレスがかかっていたかをあらためて思い知らされることとなりました。

また、月曜の朝などは、超不機嫌な顔をした通勤者を見るとこちらもまで不機嫌になってしまいますが、車内の窓に映った自分の顔を見て自分が一番不機嫌そうではないかとハッとすることもありました。

通勤ラッシュは、日本の特異性の象徴としてよく海外のメディアなどでも取り上げられ、日本人はエコノミックアニマルなどと揶揄されることもありました。

今は当時よりはマシにはなっているとは思いますが、日本人が幸せになるためには、より多くの人が通勤電車に乗らないという選択肢を取れるようにしていかなければいけないと考えます。

それは会社より個人が幸せで、個人が我慢しない社会の実現ということになります。そのためには、個人が会社や社会に対してノーと言える社会が必要で、私自身も自分を変えようと奮闘しているところです。

(English)

Fujisawa City in Kanagawa Prefecture, where I was born and raised, is served by the Tokaido Line and the Odakyu Line, so it takes less than one hour to get to Tokyo.

I also commute to Tokyo, but it takes me at least an hour and a half to get to work if I include the walk to the station, train connections, and meeting time.

Now I use the Green Car on the way to and from work, so I can write this blog post in the train, but the regular train during rush hour is nothing more than an endurance contest.

Especially due to the Corona disaster, I have been completely remote for the last 2.5 years, and even recently I have only been at work twice a week, which made me realize once again how stressful the commute has been for me.

On Monday mornings, when I see commuters with super grumpy faces, I get grumpy too, and I sometimes look at my reflection in the car window and realize that I look the grumpiest.

The commuter rush was often mentioned in foreign media as a symbol of Japan’s uniqueness, and the Japanese were sometimes ridiculed as “economic animals.

Although things are better now than they were then, I believe that in order for the Japanese people to be happy, more and more people must be able to choose not to take the commuter train.

This would mean the realization of a society where individuals are happier than companies and where individuals do not have to endure.

To achieve this, we need a society in which individuals can say no to companies and society, and I myself am struggling to change myself.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.