エンスー、オタク万歳

今から30年以上前、自分が大学生の時の話ですが、二玄社という出版社が出していた、”NAVI”という雑誌を愛読していました。


NAVIは当時の車好きの方なら誰でも知っている、車に関する月刊誌だったのですが、取り上げる車は、ほとんどが欧州車で、また、車とは関係のない、思想や哲学的な記事も多く掲載されていました。


当時の編集長の好みが思い切り反映されていて、今風に言うと、とてもクセの強い雑誌だったので好き嫌いがすごく分かれる雑誌だったと思います。


ところで、私は、この雑誌にえらく影響をうけまして、エンスー(エンスージアストの略)などの言葉を、この雑誌を通して知ることとなりました。


ちなみに、私自身はこのころ車を所有していなかったので、それまで国産車しか乗ったことのない父親を唆して、ローバースターリングやプジョー505などを買わせて、これで自分もエンスーの仲間入りだとご満悦に浸っていました。

あれから、30年以上経ち、今では古き良い思い出ですが、この時から培ったエンスー気質、もしくは、オタク気質と言い換えても良いかもしれませんが、今でも健在です。


残りの人生、さらにエンスー道、オタク道を極めていきたいと思います。

(English)


More than 30 years ago, when I was a university student, I used to read a magazine called “NAVI” published by a publishing company called Nigensha.


NAVI was a monthly magazine about cars, known to all car enthusiasts at that time, but most of the cars it covered were European cars, and it also contained many articles on ideology and philosophy that had nothing to do with cars.


It was a magazine that reflected the tastes of the editor-in-chief at that time to the fullest extent, and in today’s terms, it was a very peculiar magazine, so I think it was a magazine that people liked or disliked very much.


By the way, this magazine had a great influence on me, and I came to know the word “enthusiast” through this magazine.


Incidentally, I didn’t own a car myself at that time, so I seduced my father, who had only ever driven domestic cars, into buying me a Rover Sterling and a Peugeot 505, and I was so pleased that I was now one of the enthusiasts.

It’s been more than 30 years since then, and now it’s just a good old memory, but the enthusiast temperament, or nerd temperament as I call it, that I developed from that time is still alive and well.
For the rest of my life, I would like to further master the path of the enthusiast and the path of the geek.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.