自力の人に共通すること

3/8のブログ記事(他力と自力、従属性と主体性)で取り上げた  “自力の人” に関して参考になる情報を探していたところ、石倉洋子さんのブログの記事に行き当たりました。

石倉洋子さんのブログはお気に入りに入れてチェックするようにしていますが、私自身始めて石倉さんのことを知ったのは、20年以上前に読んだ「英語の達人」という本の中で達人のお一人として紹介されていたからです。


日本人女性で始めて、ハーバードのビジネススクールで経営学博士を取得するなどすごい経歴をお持ちの方です。そして何よりも凄いと思うのは、50年前にフリーの通訳からキャリアをスタートされた後、今現在も精力的に色々な分野で活動されていて、次から次への新しいことへ挑戦されているからです。


その、石倉洋子さんのブログに、”自力の人になる”ために参考になる記事を見つけましたので紹介させてもらいます。


“世界で活躍している人(日本人には限りません)と会ったり、話を聞いたりして感じることは、スポーツの分野でも、音楽などアートの分野でも、また将棋やゲームなど厳しい勝負の世界でも、世界でリーダーグループの地位を維持している人たちは、才能はもちろんですが、それ以上に毎日技術を磨き続けるDiscipline、データ分析やテクノロジーなど新しいアプローチを試す勇気、そして常により良い方法を考える、という姿勢が桁違いに強いようです。


外には見えないことが多いかもしれませんが、継続して技術を磨いていく強い克己心と努力、そして、新しいより良いものがあったらどんどん試す姿勢がこういう人たちには、とりわけ強いようです。またこうした人たちは皆よく「考えている、考え抜いている」と思うのです。その辺にある答えを探したり、誰かに頼ったりというのではなく、「自分なりに」常に考えていると感じます。いわゆる「頭が良い人」というのとは違うかもしれませんが、「深く考える」ことが今の時代にはとても大切なのだと。才能だけで勝負しよう、成功したのだから新しいことはやらないですまそう、安易な答えを探そうというのでは、これからはやっていけないと思います。

たまたま最近私が遭遇した事例が、スポーツ選手、音楽家、勝負師などなのでこう思うのですが、これはどんな分野でもリーダーの地位を維持している人には共通するように思います。厳しい要件ですが、才能だけではないと考えれば誰にでも可能性はあるのではないでしょうか。そう考えれば希望が持てます!”


如何でしょうか。私自身はこの記事を読んで、一生涯自分の興味のあることを極めるために、毎日技術を磨き続けること、そして、つねにもっと良い方法がないかを考えて新しいことを試してみることを今一度誓いました。


そうすることが、幸せの因子の一つである、ありのまま因子(独立と自分らしさ)を育むことになるからです。

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.