50の手習い

50の手習いで始めたギターですが、52歳で、フジコ・ヘミングさんの演奏を見てピアノを始めたという海苔の漁師をしている方が、プロでも弾くのが難しいという ”ラ・カンパネラ” という曲を、60歳の時になんとフジコ・ヘミングさんの公演の前座で演奏。ピアノを始めた半年は毎日8時間練習したそうです。

50の手習いということで、昨年52歳の誕生日を迎えた時にギターを購入するとともに月に3回のギターレッスンを受けています。

その後、小学校からの同級生に声をかけてもらい、親父バンドを組み、数ヶ月に一度の割合ではありますがスタジオで練習して、いつか同窓会の場で披露することを目標にしています。

ギターを初めて一年以上経過しましたが、なかなか思ったように上手く弾けずに年のせいにしてしまう自分がいました。

そんな時、たまたまYouTubeで、52歳の時にピアノを始めて数年で、プロでも難しいとされる、リストのラ・カンパネラというクラシックの楽曲を弾けるようになった方の演奏を見て感動しました。

この方、海苔の漁師さんで、それまで音楽とはなんの縁もなかったそうですが、ピアニストのフジコ・ヘミングさんがこの曲を弾いているのをテレビで見て、自分も弾きたいと思って一発発起、最初の半年は1日8- 10時間の猛練習を重ねたというから驚きです。

そして、60歳の時に、フジコ・ヘミングさんの公演に招かれて、公演の冒頭、ラ・カンパネラを1700名の観客の前で演奏されたそうです。

このエピソードを聞くと、もう自分も年のせいにはしていられません。

夢を追いかけるのに遅すぎることはない、そう信じてギターの練習を続けていきたいと思います。

(English)

I bought a guitar when I celebrated my 52nd birthday last year, and have been taking guitar lessons three times a month.

After that, I was asked by a classmate from elementary school to form my dad’s band, and we practice in the studio every few months, with the goal of performing at a reunion someday.

It’s been over a year since I started playing guitar, but I found myself blaming my age for my inability to play as well as I wanted.

At that time, I happened to see a performance on YouTube of a 52-year-old man who started playing the piano at the age of 52 and within a few years, he was able to play a classical piece called La Campanella by Liszt, which is considered difficult even for professionals.

He was a seaweed fisherman who had never had anything to do with music before, but when he saw the pianist Fujiko Hemming playing this piece on TV, he decided he wanted to play it too, so he took the plunge and practiced hard for 8 to 10 hours a day for the first six months.

Then, at the age of 60, he was invited to a performance by Fujiko Hemming and played La Campanella in front of 1,700 people at the beginning of the performance.

Hearing this episode, I can no longer blame myself for being too old.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.