ペペロンチーノの味

対象はなんでも良いと思うのですが、自分が何かの受け手だけでは満足できなかったり、自分でもやってみたいという気持ちが少しでも出てきたら、やってみるということはとても大事なのではないかと思うようになりました。その中から一生続けていけることが見つかるかもです。

大学生のときに友達と訪れた神戸の街でたまたま入ったレストランで食べた、ペペロンチーノのパスタの味が忘れられません。

一口食べた途端に、美味しくて友達を顔を見合わせたことを今でも覚えています。

結婚した後に妻と神戸を旅行したときに、その店のペペロンチーノを味あってもらいたくて、当時の記憶を頼りにレストランの場所を探したのですが結局見つけることができませんでした。

思い出は思い出のまま残しておいた方がいいのかも知れませんね。

ところで、私は、よく家族にペペロンチーノを作ることがあるのですが、料理は食べるだけでなく、作ることも好きで、レストランで食べた味をどうやったら再現できるのか色々な食材や調味料を使って試すことをしています。

この、食べるだけでなくて、作ることが好きということに、自分のやりたいことのヒントが隠されているかもしれないと思うのですが、例えば、他にも”音楽を聞くのが好き”なことから発展して、”自分で音楽を始めて”、最終的にプロのミュージシャンになる人がいるわけです。

対象はなんでも良いと思うのですが、自分が何かの受け手だけでは満足できなかったり、自分でもやってみたいという気持ちが少しでも出てきたら、やってみるということはとても大事なのではないかと思うようになりました。

ほとんどの人が、やってみたいだけで終わってしまうわけですが、だからこそ、まず最初の一歩として、やってみる。やってみて自分に合わないと思ったらやめてしまっていいと思うのです。その代わり、興味があることは全てやってみる、その中から一つや二つや一生続けていけることが見つかるかもしれません。

そうなれば、それはあなたのライフワークに昇華していくかもしれません。

30年以上前に神戸で食べたペペロンチーノの味に感謝です。

(English)

I will never forget the taste of peperoncino pasta that I had at a restaurant I happened to visit with my friends in Kobe when I was a university student.

As soon as I took a bite, I still remember how delicious it was and how my friends and I looked at each other.

When I traveled to Kobe with my wife after we got married, I wanted her to taste the peperoncino from that restaurant, so I searched for the location of the restaurant relying on my memory of that time, but in the end I could not find it.

Maybe it’s better to leave the memories as they are.

By the way, I often make peperoncino for my family. I like to cook as well as eat, and I try to use various ingredients and seasonings to see how I can recreate the taste I had in restaurants.

I think there may be a hint of what I want to do in the fact that I like to cook as well as eat.

I think it doesn’t matter what the subject is, but if you are not satisfied with just being on the receiving end of something, or if you have even the slightest desire to try it yourself, I think it is very important to give it a try.

Most people end up just wanting to try it, but that is why the first step is to try it. If you don’t feel like it’s for you, you can quit. Instead, try everything that interests you, and you may find one or two things that you can continue to do for the rest of your life.

If that happens, it may sublimate into your life work.

I am grateful for the taste of peperoncino I had in Kobe over 30 years ago.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.