何か問題が発生した時に、問題志向と解決志向、両方の視点で見ることは大切だと思いますが、ビジネスの現場において、問題原因分析(英語でRoot Cause Analysys)に時間をかけすぎたため問題解決へのスピードに欠けてしまい時間やリソースを無駄にしてしまうケースを何度も見てきました。
問題志向に一定の時間をかけたら、あとは速やかに解決志向に移り、そこに集中する方が健全ですし、効果的だと思います。
問題志向:
- 原因を探そうとする(なぜダメなのか)
- 過去に目が向きがち
- 欠点に注目する(何が悪いのか)
解決志向:
- 解決方法を探そうとする(どうすればうまくいくか)
- 未来に目が向く
- 長所に注目する(何ができているのか)
問題志向型の質問
- どんな失敗をしたのですか
- 何が悪かったのですか
- なぜ問題が起きたのですか
- なぜそんなことをしたのですか
解決志向型の質問
- 今回学んだことはなんですか
- 次回はどういう結果を目指しますか
- その結果を得るために、何をすればいいでしょうか
- その結果を達成したか、どのようにわかりますか
- 次回、新しいやり方を試していることを創造してみてください
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