幸せには問題志向よりも解決志向を

何か問題が発生した時に、問題志向と解決志向、両方の視点で見ることは大切だと思いますが、ビジネスの現場において、問題原因分析(英語でRoot Cause Analysys)に時間をかけすぎたため問題解決へのスピードに欠けてしまい時間やリソースを無駄にしてしまうケースを何度も見てきました。

問題志向に一定の時間をかけたら、あとは速やかに解決志向に移り、そこに集中する方が健全ですし、効果的だと思います。

問題志向:

  • 原因を探そうとする(なぜダメなのか)
  • 過去に目が向きがち
  • 欠点に注目する(何が悪いのか)

解決志向:

  • 解決方法を探そうとする(どうすればうまくいくか)
  • 未来に目が向く
  • 長所に注目する(何ができているのか)

問題志向型の質問

  • どんな失敗をしたのですか
  • 何が悪かったのですか
  • なぜ問題が起きたのですか
  • なぜそんなことをしたのですか

解決志向型の質問

  • 今回学んだことはなんですか
  • 次回はどういう結果を目指しますか
  • その結果を得るために、何をすればいいでしょうか
  • その結果を達成したか、どのようにわかりますか
  • 次回、新しいやり方を試していることを創造してみてください

 

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.