四コマノートテーキング

Filofaxのシステム手帳と聞いて、懐かしいと感じる方は、バブル期を謳歌した50代以上の方が多いと思いますが、私自身も、システム手帳にハマり、流行りが廃れた後(?)も、自分でノートのテンプレートを各種自作して、ルーズリーフのバインダーに入れて数十年と使っていました。


約八年前に、今のIT企業に転職してからは、ノートを全てオンラインに移行しましたが、それでも手書きのノートの良さが忘れられず、手書きノートアプリを次々と試しては、自分だけのオリジナル手帳を作って楽しんでいます。


その中でも、四コマノートテーキングは、仕事においても、勉強においてもとても役立っているのでちょっと紹介してみたいと思います。


先ずは、ノートのの真ん中に横線を引いて、上下2ブロックに分けます。さらにそれを左右に分けて4ブロックにします。たったこれだけのことですが、これだけでもノートの用途が拡がります。


例えば、仕事で何か問題を解決したいことがある場合に、


左上に、Problem Statement (問題点の洗い出し)、
左下に、Root Cause (問題を引き起こしている原因)、
右上に、Possible Solution (可能性のある問題解決策)、
右下に、Action Track & Timeline (問題解決のアクションとタイムライン)、

などのように書き込むことができます。

また、上記の中から、”問題を引き起こしている原因” だけを抜き出して、更に細分化することもできます。

左上に、Process Driven (プロセスに起因している原因)、
左下に、Human Driven  (人的に引き起こしている原因)、
右上に、Customer Driven  (顧客起因の原因)、
右下に、Other Driven (その他の原因)、

このようにどんどん深く掘り下げていくことができますが、私の場合、自分の頭の中を整理したり、明確化するために役立っています。また、自分の中にある、創造性、想像力を引き出すのにノートテーキング(頭と身体を使った作業)はとても大切だと思っています。

(English)

Many people in their 50s and older who enjoy the bubble era may feel nostalgic when they hear the name Filofax organizer. I used to make my own notebook templates and put them in a loose-leaf binder for several decades.


Eight years ago, when I moved to my current job at an IT company, I moved all my notebooks online, but I still couldn’t forget the beauty of hand-written notebooks, and I enjoy experimenting with a succession of handwritten note apps to create my own original notebook.


I’ve tried a number of handwritten note taking apps and enjoyed making my own personal notebook.

First, draw a horizontal line in the middle of the notebook and divide it into two blocks, top and bottom. Then divide it into four blocks on the left and right. That’s all there is to it, but this alone will expand the uses of the notebook.

For example, if you have a problem you need to solve at work

On the top left, the Problem Statement (problem identification),
At the bottom left, the Root Cause (what’s causing the problem),
In the upper right, Possible Solutions, theAction Track & Timeline (problem-solving actions and timeline),
At the bottom right, and You can write things like

You can also extract the “cause of the problem” from the above to further subdivide it.


At the top left, we have Process Driven,
At the bottom left, Human Driven (human causing), and
Customer Driven, at the top right, andOther Driven (other causes), in the lower right hand corner


You can dig deeper and deeper like this, but for me, it helps me to organize and clarify my mind. I also think note-taking (head and body work) is very important to bring out the creativity and imagination that is inside of me.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.