自分が自分でいるための環境

今、働いている会社のI&D (Inclusion & Diversity) の活動で、とても重要視されていることに、Safe Environmentという言葉があります。

これは、社員一人一人が最大限の能力を発揮するためには、先ず何よりも、従業員が周りを気にすることなく、のびのびと、自分のありのままの姿でいられる事、つまり、Safe Environmentが大切であるという考え方です。

私自身の人生を振り返ってみると、社会人になって始めの数年は、会社の先輩、後輩の関係や、会社のヒエラルキーなど窮屈に感じることが多く戸惑いました。

それでも、自分が本当に恵まれていると感じるのは、職場結婚となった妻が、いつも自分のことを応援してくれて、自分は自分のままでいいということを後押ししてくれていたからです。

更に、社会人になって、五年目で日本を離れて、オーストラリアで生活できたことも大きかったです。移民の国だけあって、外国人である自分に取ってもとても居心地が良く、また日本人である自分のアイデンティティを考えさせるきっかけを作ってくれました。

最後に、今、働いている会社での、Inclusion & Diversity の取り組みからは本当に教えられることが多く感謝しています。従業員の数も全世界で14万人くらいの規模になりましたが、従業員に対するサポートに非常に力を入れていて、一人一人の従業員が輝いていられる環境作りに注力していること自体すごいことだと思っています。

In the I&D (Inclusion & Diversity) activities of the company I’m currently working for, the word “safe environment” is very important. This means that in order for each employee to reach his or her full potential, it is important to have a safe environment where employees can be themselves without worrying about their surroundings.


Looking back on my own life, in my first few years in the workforce, I was often confused by the tight relationship between senior and junior employees and the company’s hierarchy. Nevertheless, I feel truly blessed because my wife, who is now married to my workplace, has always supported me and encouraged me to just be myself.


It was quite a great opportunity for me to be able to leave Japan and live in Australia after five years in the workforce. As a country of lot of immigrants, it was very comfortable for me as a foreigner and gave me a chance to think about my identity as a Japanese person.


Lastly, I am grateful for the inclusion and diversity initiatives at the company I am working for, which has taught me a lot. We have about 140,000 employees around the world, and I think it’s amazing that they put so much effort into supporting their employees and focusing on creating an environment where each one of them can shine.

I recommend just preparing your mind to be aware of these factors before you start taking action or when you don’t feel motivated to take action, because it will help you to continue taking action. In my case, I try to meditate and eliminate as much mental noise as possible before I do the work of preparing my mind.

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ABOUT US

サイト管理人: カネゴン バブルが終わる直前の1991年に、外資系の金融関係の会社に入社しました。そこでビジネスのイロハを学ばせていただき、10年以上のオーストラリアでの勤務時代には英語漬けの毎日でした。その後、縁があり、現在働いている外資系IT企業にお世話になっております。ここでは、1,000名を超える組織と日本だけでなく韓国のチームを率いる経験をさせていただき人材開発やチームエンゲージメントに注力してきました。 (このブログの最初の投稿 2020年3月2日) 人間に生まれて半世紀が過ぎました。後どれくらい自分の人生が残されているか分かりませんが、残りの人生、自分の好きなことや、興味のあることをひたすらやり続けていくことを決意しました。 それを全うすることが出来たら、人生の最後に自分の人生は本当に幸せであったなと振り返ることが出来ると思うのです。 このブログはそうした自分の想いを込めて、”幸せの達人になる” と名付けてみました。 これから毎日、”xxxの達人になる”というカテゴリー別に記事をアップしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。 Writer; Kanegon Joined the US financial related company in Tokyo back in 1991 as the fresh graduate and learnt the business 101 over there including over 10 years overseas experience in Sydney, Australia. I'm currently working for US IT company in Tokyo and am fortunate to manage over 1,000 employees organization for not only Japan, but also Korea team.